2025年7月7日 巻頭言 無料公開

バベル51年の社歴
今回からバベル51年の社歴を振り返っていきたいと思います。細かいところは記憶も定かではありませんが、51年の流れはつかめていると思います。実は、この51年、バベルの事業領域の定義は3回変わってきています。それに伴い、ビジネスの方向性も、10年、20年単位で大きく変化してきました。
‘翻訳’という事業をどう定義するかです。事業をスタートした当時は、続きを読む
2025年1月15日 【特別メッセージ】 無料公開

堀田都茂樹
‘翻訳’を超えて――既成概念にとらわれない
バベルは2024年に創立50周年を迎えました。この半世紀、私たちは、約500号発刊した月刊誌「翻訳の世界」、米国連邦政府の認証を受けて20年に亘り運営した米国翻訳大学院、これらの知的、人的蓄積を基に「知求翻訳図書館」を開設して、未訳の魅力的な作品を発掘し、出版社に提案、あるいは自ら翻訳出版をしてきました。その過程で、多くの翻訳者が自らの翻訳ドメインを見つけ、翻訳者としての使命やミッションを探求してきました。
そして、2025年――バベルは新たなステージへと踏み出します。翻訳者は単なる「翻訳」を超え、自ら見つけたドメインやミッションをもとに、自分の言葉で表現し、創作する「翻訳ライター(Trans-writer)」としてのキャリアを築く時代に移ります。
この新たなチャレンジのため、バベルグループは以下の3つの場とこれらを通じた様々な機会を提供します。
・新刊WEB雑誌『The Professional Writer』
・「読みやすい日本語を書くためのルール」講座・単行本
・「読みやすい日本語を書く検定」試験
ここで皆様に改めて問いかけます。
翻訳とライティングの距離、そして翻訳者とライターの関係性について共に考えてみませんか?
最新号目次
第2ルーム World News Insightー堀田都茂樹
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第30ルーム 世界の出版業界ニュース無料公開 ≫
2.BOOKコミュニティ-今田陽子
-第15回静けさを共有する読書 ——「Read 25 Day」に見る欧米読書文化の新たな潮流
⒊世界のブックフェア-荒木智子
第2ルーム World News Insightー堀田都茂樹
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第30ルーム 世界の出版業界ニュース無料公開 ≫
1.出版業界誌から-村山有紀
-第14回海外の出版業界情報
ペーパーバックが減少中?書籍の販売形態の変化
2.BOOKコミュニティ-今田陽子
-第14回2025年上半期 欧米ブックコミュニティのトレンド
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第31ルーム ライターズ・マーケットニュース無料公開 ≫
⒈欧米のライターズマーケット近況-村山有紀
第11回オーディオブック向けライティングのヒント