第11ルーム:なまくらギフテッド随想録

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なまくらギフテッド随想録

後藤雛樹講師プロフィール
後藤雛樹(ごとう・ひなき)※ペンネームを使用しています。
兵庫県西宮市在住、奈良県生まれ。地元の学習塾で講師を勤める。バベル翻訳専門職大学院修了生。JAPAN  MENSA会員、ギフテッド・リンクス会員。神戸の大学で心理学を、奈良の大学と米国ポートランド州立大学で英語を学び、学士号2つ(社会学、英語コミュニケーション)と米国翻訳修士号、日本心理学会認定心理士、TOEIC900点、英語検定準1級、漢字検定2級、中国語検定準4級などの資格を持つ。趣味は読書(マンガ含む)、英会話、ビデオゲーム蒐集、カラオケ、映画・アニメ・動画や音楽の鑑賞、散歩など。蔵書は約2,000冊、YouTube登録チャンネルは300近くと幅広い。知能検査WAIS-IVによるIQは134(標準偏差15の場合)、もしくは152(同24の場合)。
第1回 「テントウ虫の王さま」より
 ギフテッド――そう呼ばれる人たちがいる。この「ギフテッド」という言葉は「ギフト(贈り物)を天から授かった」という意味で、要するに「生まれつき知能や才能に恵まれた一群の人々」を指す。教育の世界では正式な学術用語となってはいるものの、明確な定義づけは未だなされていない。その知能の高さ(少なくともIQ130)や独特な感性から近年注目されてはいるが、本人たちはというと得意と不得意の差が激しすぎて周囲に馴染めず、生きづらさを抱えてしまう場合も多い。彼らは言われたことを淡々とこなす「秀才タイプ」というより、決まりそのものを作り出してしまうような「天才タイプ」なのだが、独創的なところが裏目に出て変わり者扱いされてしまうこともよくあるのだ。

第1回 「テントウ虫の王さま」

第2回 少しは「切れた」名残から

第3回 知性を「腑分け」してみると

第4回  ギフテッドのOE(過興奮性)①

第5回 ギフテッドのOE(過興奮性)②

第6回 翻訳教育最大の意義は何か

第7回 「勉強」は学習を阻害する

第8回 教育は誰のためのものか奥に膨らませる

第9回 「鍵を突っ込んだ」話

第10回 鍵は好奇心と「贈与」にある