第17ルーム:翻訳者の教養を深めるための読書ガイド

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翻訳者の教養を深めるための読書ガイド-人類史と日本人論

前田尚作(まえだ・しょうさく)講師プロフィール
元帝塚山学院大学教授「言語学」担当。現在、バベル翻訳大学院(USA)プロフェッサー、「出版翻訳日英文法」科目担当。著書『日本文学英訳分析セミナー』[2006、昭和堂]、訳書マリリン・シュウォーツ他著『バイアスフリーの英語表現ガイド』[2003、大修館書店]など。
第1回より

この連載では主な「日本人論」の書を紹介します。船曳健夫著『「日本人論」再考』[2010、350pp. 講談社学術文庫]でとりあげられたものの中から11編を選び、他に3編を加えるとともに、日本人もその一員である人類全体の歴史や世界の動向を論じた6編ものぞいてみましょう。翻訳者の教養を深めるための読書ガイドとしてお読みください。各書のスペック中の頁数は概数です。訳本には原書のスペックもつけました。 

第1回 『文明の生態史観』『銃・病原菌・鉄』『分裂病と人類』

第2回 『科学革命の構造』『文明の衝突』『帝国以後』

第3回 『菊と刀』『ザ・ジャパニーズ』『ジャパンアズナンバーワン』

第4回 『日本/権力構造の謎』『人間を幸福にしない日本というシステム』    『敗北を抱きしめて』『遠野物語』

第5回 『タテ社会の人間関係 単一社会の理論』『「甘え」の構造』       『続「甘え」の構造』

第6回 『日本人とユダヤ人』『この国のかたち』

第7回 『「世間」とは何か』『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』