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50年の成果を基に、5月21日知求翻訳図書館 (Global Wisdom Garden)開館!!

―1974 創業、2024年で50周年
50年の間に縁をいただいた
   ・バベル翻訳・外語学院に通っていただいた皆様
   ・バベル翻訳・外語学院、バベル翻訳専門職大学院で指導をいただいた皆様
   ・月刊「翻訳の世界」を購読、お読みいただいた皆様
   ・バベルの修了組織(BATBSP)に登録いただいた皆様
   ・バベルで執筆、翻訳出版された皆様
   ・バベルでビジネス翻訳を担当いただいた皆様
   ・日本、米国、英国で「翻訳奨励賞」に参加いただいた皆様
   ・「国際翻訳賞」を受賞された皆様
   ・リーガルコミュニケーション協会で研修を受けられた皆様
   ・日米ディベートチャンピオンツアーに参加された皆様
   ・日経ホールで毎年開催されたバベルフォーラムに参加された皆様
   ・異文化コミュニケーションー未来塾で学ばれた皆様 

50年の成果を基に、521日 知求翻訳図書館 Global Wisdom Garden  開館しました!!

知求翻訳図書館での再会をお待ちします。 

          翻訳’で地球的役割を担いたい

バベル翻訳専門職大学院 副学長 堀田都茂樹
バベル翻訳専門職大学院 学長 湯浅美代子

 

 

 

 

 

 バベルは創業時、約50年前、翻訳を異文化間コミュニケーションと読み替えました。それから50年、異文化間コミュニケーションの障害を乗り越え、円滑にコミュニケーションを進める方法論を翻訳の観点で学問的にも探求し、その障害を越える翻訳周辺のビジネスを多角的に展開してきました。

 しかし、25年前、翻訳を知の共有―Wisdom (Knowledge) Sharingと読み替えた時からその事業の方向性は新たな方向へと歩むことになりました。

 AISingularityと、進化するなか、世の中の大半の知的職業は消えていくとされている昨今です。翻訳も同様、翻訳をコミュニケーションであると読み替えていくと、AIMT(機械翻訳)に浸食されてしまうことは容易に想像できます。

 しかし、翻訳は知の共有―Knowledge (Wisdom) Sharingと読み替えたときに、翻訳の果たす役割は、AIから人間の

領域に移ります。すなわち、地球上に埋もれた様々な智を発掘し、共有することが翻訳の役割、翻訳者の役割と認識すると、翻訳の果たす役割が地球的、普遍的役割に変貌します。

 バベルと長いお付き合いの方はバベルの塔の神話をご存知の方は多いことでしょう。神は天を突くような塔を立てようとする人間の傲慢を諫めるためにお互いの言語を通じなくして、塔の建設を阻止、崩壊させたと言います。しかし、バベルの塔の神話にある真のメッセージは必ずしも人間の傲慢を諌めることではないという解釈を、25年前にオーストラリアの小さな教会併設の書店の棚に在った子供向けの聖書から授かりました。

 神は、人々がひとところに止まらず、その智恵を世界に広め、繁栄へ導くようにと願い、かれらに別々の言葉を与え、世界中に散らしたという解釈でした。そして、かれらはそれぞれの土地、風土で独自の言葉と文化を育み、多様な言語と多様な文化で織りなす豊かな地球文化を生み出したと言うのです。

 世界には7,000を越える言語、更にそれをはるかに越える文化があるなか、翻訳者が、翻訳できるとはどういうことなのでしょうか。翻訳ができるということは、もともと一つだったからと言えるのではないでしょうか。「翻訳とは、お互いの違いは表層的なものであり、もともとは一つであることに気づき、お互いを認め、尊重し合った上での知の交流である」と考えられるでしょう。コロナの影響(お蔭様)もあり、地球は、英語で世界を席巻するグローバリズムの世界を卒業し、多文化共生、多言語共生に向かっています。これが、同時に翻訳の果たす役割翻訳者という生き方をも再考する機会となっています。

 そんななか、バベルは100年事業として、新たに、まずは、デジタル上に知求翻訳図書館を2022年より521日より、開館しました。 https://babel.co.jp/gwg/

 

図書館にはバベル50年の成果としての月刊「翻訳の世界」をはじめとする約500号にのぼる雑誌を読みやすいページめくりソフトで提供しております。

 このプロジェクトを通じて、世界各地に埋もれた智(書籍)を発掘し、これらを翻訳し、その智を共有、享受する、そのための活動の場を知求翻訳図書館として創りたいと考えました。世界中の智(書籍)で未だ発掘、翻訳出版されていないものを見つけ出し、これを翻訳し、出版し、多くの方に読んでもらい、新たな気づきに導く、そんな場を提供したいと考えています。

 バベルはこの知求翻訳図書館の活動を地球規模の活動にしたいと考えています。
バベルのこれまでの卒業生は延べ40万人、大学院の修了生の500名弱の方々には、その中心的役割を果たしていただきたいと考えています。
 
 僭越ながら、この活動は、翻訳は、人類がもともと一つであったことを体感するプロセスであり、その結果、先端の智の共有し、この気づきの下、人々は新しい人生を歩むきっかけをつかむと考えます。言わば、人類を次の次元に導くことができる、とも言えると思います。

 こんな大仰なプロジェクトをなぜ、これをバベルができるのかを考えると、それは、世界の70拠点以上に、翻訳専門職大学院の院生、修了生、講師、教授の方々がいらっしゃるからであり、彼らをバックアップする過去40万人近くの卒業生、多くの優秀な講師陣の方々がいらっしゃるからであり、また、皆が、世界に散在する埋もれた智をブックリサーチャーとして見つけ出すことができるからです。また、バベルは、これらを翻訳し、世界に伝えることができるからです。これは、英語、日本語間にとどまらず、様々な言語に及ぶことになります。

ここで、改めて、間もなく (2024) 50年を迎えるバベルグループのMISSIONを確認したいと思います。

智の宝庫である地球( Global Wisdom Garden) において、翻訳を通じて智を共有し、人々に気づきをもたらし、共に喜びを分かち合うこと。
そのために、
翻訳教育のプロフェッショナリズムを確立し、
翻訳会社のプロフェッショナリズムを確立し、
翻訳者のプロフェッショナリズムを確立することです。

 この知求翻訳図書館という地球的一大事業を成すにあたり、以下の心構えを大事にしたいと考えています。

 iPodiPhoneiPad などの開発によって情報技術の分野で劇的な変革をもたらしたアップル・コンピュータの創業者、スティーブ・ジョブズ。誰もが「天才」と認めるジョブズは、「現実歪曲空間」(Reality Distortion Field: RDF)を生み出す能力があると言われていました。

 すなわち、ジョブズが一つの製品の開発を提案するとき、最初は、周りのスタッフの誰もが「現実的に見てそれは不可能だ」と思うコンセプトを提示しますが、それらのスタッフがジョブズと熱い議論をしていると、段々と、それが実現できそうな気がしてくると言われていました。

 では、なぜ、かれらは、世に溢れる否定的な想念にもかかわらず、決して「自己限定」をしないのか。自分の可能性を信じられるのか。

 

それは、自分の発想やアイデアを、「自分が生み出した」と思っていないからです。自分の発想やアイデアが、「どこかから降りてきた」と思っているからです。かれらが、口に出して言うか言わないかの違いはありますが、自分の発想やアイデアが

「大いなる何か」に繋がることによって降りてきた、という感覚を持っているからです。

 翻って、別に天才集団でも何でもないバベルが、ここまで言うのはおこがましいとすれば、凡人である我々が、事を成し遂げるためには、
 FAKE IT UNTILL YOU MAKE IT.
すなわち、演じることが大事だと認識しています。
間もなく50年を迎えるバベルの歴史は実はこれが真実と言えるように思います。
――――――――――――――――――――――――――――――――
1974 -
創業 翻訳家養成講座(通信制)開講1976/10 -月刊『翻訳の世界』創刊。
      第1回「翻訳奨励賞」実施
1977/3 -(
)日本翻訳家養成センター設立
1978/10 -
バベル翻訳・外語学院東京校開校
1980/2 -
『翻訳の世界』にて<翻訳英文法>の連載開始
1982/1 -
バベル翻訳・外語学院大阪校開校
1982/4 -
『翻訳英文法』初版発刊
1984/3 -
バベル・インターナショナル(翻訳サービス部門)発足、
     バベル翻訳・外語学院名古屋校開校
1989/6 -
リーガル・コミュニケーション協会設立
1996/7/26-
米国・サンフランシスコに
バベル・アメリカ(BABEL Corporation)設立
1997/5 -
翻訳サービス部
2000/1 -
米国・ハワイ州に世界初の翻訳大学院として、
インターネットによるBABEL UNIVERSITY
Professional School of Translation
を開校
2000/6 -
月刊『eとらんす』発刊(『翻訳の世界』より新創刊)
2002/1 -BABEL UNIVERSITY Professional School of Translation

DEAC
のアクレディテーションを取得
2002/3 -CPS(Certified Professional Secretary)
および
CAP(Certified Administrative Professional)
の日本における独占的
運営管理に関するライセンス契約締結
2005/2 -
月刊『eTrans Learning』発刊(eとらんす』より新創刊)
2007/1 -
リーガルキャリアマガジン『The Legal.COMM』創刊
2007/10 -
企業内プロフェッショナル英語研修開校
2008/1 -(
)日本翻訳協会「翻訳修士奨学金制度」認定校となる
2008/11 -
月刊誌「The Professional Translator」発刊
2010/8 -Books & Rights Marketplace
スタート
2011/1 -
バベルプレスがデジタル・パブリッシング(KindleiPAD)
サービス開始
2012/5 -AmazonPOD
で出版する翻訳出版オンラインワークショップ(英・仏・独)開始
2012/9 -
ハワイ州貢献のためハワイ在住者の奨学金制度実施
2013/1 -BABEL LIBRARY MEMBERS(
ブッククラブ) サービス開始
2014/7 -
ハワイ州高等教育機関認可プログラム(HPEAP)認可
2014/9 -SDL
社とSDL University Partner として提携
2015/2 -CAT
ツール活用のための翻訳テクニックコース開講
2016/6 -
米国遠隔教育州認可協力協定(NC-SARA) 加盟
2017/6 -
翻訳支援ツールMemsource アカデミックパートナーとして提携
2018/2 -
バベルトランスメディアセンター()設立
2020/3 -
新バベルプレス(株)設立
2021/6 -
米国BABEL UNIVERSITY Professional School of Translation
20
年目DEAC自主脱会
2022/1 -
米国バベルコーポレーション日本支社ビジネス開始
2022/3 -Babel Professional Partner
創設
2022/5 -
新・知求翻訳図書館( Global Wisdom Garden)創設
――――――――――――――――――――――――――――――――
我々は、そんな姿勢でこの新しい地球<知求>図書館の事業に臨みたいと考えています。

 

皆さまとは、できればこの翻訳図書館の翻訳出版プロジェクト、未訳の良書を見つけて翻訳をして世に出していくことに

お力添えをいただきたくお願いいたします。

 

その一つの企画として、6月はこんな翻訳出版プロジェクトが予定されています。

これからもぞくぞくと皆様からの提案もいただいて、様々な分野の翻訳出版を進めて行きたいと考えています。

また、これに加え、様々なプロジェクトを再開します。お楽しみに!!

 

6月の翻訳プロジェクト作品紹介】

The Last Adventure of Life ~Inspiring approaches to living and dying
著者: Maria Dancing Heart Hoaglund

日本語タイトル:『人生最後の冒険』(仮題)~生きることと死ぬことへの感動的なアプローチ~

監訳者(指導講師):小池堯子(Gyoko Koike Weeks)

<作品紹介ムービー>
https://youtu.be/4Vx__f2AQmQ

Co-pub翻訳出版コースの進め方
Web
上のプラットフォーム(Moodle)を使用し、監訳者のもとで36名程度の翻訳メンバーが、一冊の本を自宅での翻訳作業とzoomを使用したオンラインスクーリングを交えて訳文を完成させます。
まずコース開始時にZoomを使用したオンラインでの打ち合わせ会を実施し、翻訳方針や訳文の分担を決めます。
以降、終了までの間に3回程度、Zoomでのオンラインスクーリングを行います。
翻訳期間は、45カ月程度です。
完成した作品は、バベルプレスの編集を経て、Amazon Kindle(電子書籍)とAmazonペーパーバック(製本)で出版されます。

◆教材
原書のPDFデータを配布します。

◆参加費
120,000
円(税込132,000円)⇒
100,000円(税込110,000円) 

★バベル知求翻訳図書館 会員価格が断然お得!

★ 一般会員特別価格:100,000円(税込110,000円)
会員登録はこちら 

◆参加方法
(1)
 翻訳力診断(下記)にご応募ください。
こちら >>
(2)
 折り返し提出方法や締切日をご提示します。期日までに訳文原稿を提出してください。
(3)
 審査結果をe-mailでご通知します。
(4)
 参加希望を伺い、参加人数が確定しましたら参加費をご請求いたします。

<翻訳力診断>課題文
この文章は原著の第8章「望 Hope」からの抜粋です。
とても重い病気にかかり、三か月の命と告げられたある老婦人のお話です。身辺整理をしていたその婦人は、ある日自分の牧師さんに会いに来てほしい、そして彼女の最後の願いについて相談したいと言います。以下がその続きの話です。以下の全文を日本語に翻訳してください。
Everything was in order and the pastor was preparing to leave when the woman remembered something very important to her. “There’s one more thing,” she said excitedly. “What’s that?” came the pastor’s reply. “This is very important,” the woman continued. “I want to be buried with a fork in my right hand.”
The pastor stood looking at the woman, not knowing quite what to say. “That surprises you, doesn’t it?” the woman asked. “Well, to be honest, I’m puzzled by the request,” said the pastor. The woman explained, “In all my years of attending church socials and potluck dinners, I always remember that when the dishes of the main course were being cleared, someone would inevitably lean over and say, ’Keep your fork.’ It was my favorite part because I knew something better was coming…like velvety chocolate cake or deep-dish apple pie. Something wonderful and with substance! So, I just want people to see me there in that casket with a fork in my hand, and I want them to wonder ‘What’s with the fork?’ Then I want you to tell them: ‘Keep your fork…the best is yet to come.’”
The pastor’s eyes welled up with tears of joy as he hugged the woman goodbye. He knew this would be one of the last times he would see her before her death. But he also knew that the woman had a better grasp of heaven than he did. She knew that something better was coming.

バベル翻訳専門職大学院 副学長
日本翻訳協会 専務理事
知求翻訳図書館プロジェクトリーダー
堀田都茂樹 拝
お問い合わせはhttps://babel.co.jp/gwg/contact-us/
有り難うございます。

知求翻訳図書館代表
バベル翻訳専門職大学院 学長
バベルグループ代表
日本翻訳協会 代表理事 湯浅美代子

 

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