
WEB TPT 2026年8月7日 396号 巻頭言 万世一系の奇跡が語る、日本の「權力」と「權威」の美学
バベル ・グループ代 表 堀田都茂樹
世界史を紐解けば、権力を握った者は前朝を根絶やしにし、新たな王朝を建てるのが常であった。しかし、日本においては源頼朝、足利尊氏、徳川家康、果ては太平洋戦争後のマッカーサーに至るまで、絶大な権力を握った者たちが天皇や皇統を滅ぼすことはなかった。なぜ彼らは皇室を倒さず、その下に位置しようとしたのか。
その答えは、日本の皇室が「男系継承」という揺るぎない血統の原理によって、2600年以上にわたり「権威」の源泉であり続けた事実にある。政治的・軍事的な「権力」は移ろい易いが、男系継承によって守られてきた祈りの「権威」は、時代の荒波を超越して国を一つに繋ぎ止めてきた。
本稿(WNI)では、武士たちが皇室を滅ぼさなかった歴史的構造と、男系継承が世界史においてどれほど類稀なる価値を持つのかを紐解き、現代において私たちが未来へ継承すべき国柄の真価に迫りたい。





















