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2023年11月22日 第328号 World News Insight (Alumni編集室改め)                      ディープステート 世界を操るのは誰か                             バベル翻訳専門職大学院 副学長 堀田都茂樹

皆さまはディープステートについてはどの程度、ご存じでしょうか。その単語があらわすように曖昧模糊として何なの、と言う方がほとんどかと思います。あるいは、トランプ大統領が言及していたことは知っているかたがいらっしゃるかもしれません。

私は、今回、元ウクライナ大使、馬淵睦夫氏の著書、「ディープステート ―世界を操るのは誰か」を読んで、その輪郭がよりはっきりとつかみ取れると同時に、歴史上のあらゆる出来事は、ある別の契機で動かされてきたという事を実感しました。

私自身、以前より、素晴らしい論客として注目していた方なのでここで、プロフィールをご紹介しましょう。京都大学法学部在学中に外務公務員採用上級試験に合格し、1968年に外務省入省、研修先であったイギリスのケンブリッジ大学経済学部に入学し、1971年に卒業。外務本省では、国際連合局社会協力課長、大臣官房文化交流部文化第一課長、東京都外務長などを歴任。在外では、在英国日本国大使館、在インド日本国大使館、在ソビエト連邦日本国大使館、在ニューヨーク日本国総領事館に勤務し、EC代表部参事官、在イスラエル日本大使館公使、在タイ日本大使館特命全権公使を務めた。

2000年に特命全権大使キューバ国駐箚に就任。20035月には財団法人国際開発高等教育機構専務理事に就任し、2005年より駐ウクライナ兼モルドバ大使を3年間務め、200811月、外務省退官。同月防衛大学校教授に就任し、2011年、定年退職。

ここで全ての史実を引き合いに出して、ディープステートの全貌を詳述はできないので、馬淵氏の著書「ディープステート ―世界を操るのは誰か」に譲るが、その主要な目次をご紹介しよう。

第一章 ディープステートとは何か
=これは、Chat GPT、GOOGLE Bardはなんというか、後ほど見てみます。その実力を垣間見ることになります。
第二章 ディープステートが操った戦争と革命
東西冷戦は八百長だった
ロシア革命はディープステートが起こしたユダヤ人解放革命
世界混乱の源だった国際連盟の設立
第2次世界大戦はなぜ起こったか
ヒトラーは果たして巨悪か
ファシズムは共産主義よりも邪悪だとの洗脳
ジェノサイドを生んだユダヤ思想
アメリカの助力で誕生した中国共産党政権
ベトナム戦争もアメリカはわざと負けた
イラク戦争は石油のため     等
第三章 ディープステートに戦いを挑んだプーチンとトランプ
世界統一政府構想を見抜いていたプーチン
ウクライナ危機はネオコンが起こした
ジョージ・ソロスの対露戦争待望発言
トランプ大統領の当選2016年
トランプを誹謗中傷するメディア
トランプ大統領ディープステートの存在を公言  等
第四章日本の霊性が世界を救う
天皇を戴く日本の国体
国難に対する先人の知恵
日本の霊性は世界の指標
日本を手本にするプーチン大統領
トランプの世界観は日本の世界観と同じ
破壊文明との決別    等

トランプが公言した「ディープステート」。馬淵氏は、歴史を紐解き、その実態を明らかにしていきます。ロシア革命を起こし、赤い中国を支援。馬淵氏により、朝鮮戦争からアフガン、イラク戦争まで、そしてアメリカ大統領「不正」選挙まで、世界を裏で操る「ディープステート」の実態が、歴史的にわかってきます。

ディープステートの破壊文明に代わる調和文明を築くため日本人に覚醒を求められます。国際金融資本の動きに全く触れない「世界史」は「真実の歴史」ではない、と。誰が戦争や紛争を望み、それによって誰が利を得てきたかを直視しようと、馬淵氏は主張します。

直近のロシア、ウクライナ戦争、そして今回のハマスによるイスラエル攻撃も、ディープステートの最後のあがきだとしています。

前述のように、馬渕睦夫氏とは、元全権大使といわれる外交官であり高級官僚です。ウクライナやモルドバの大使館で全権大使をしていた高級官僚であり、その外交官という特殊な業務から、世界の裏側の情報に通じる第一任者と言えるでしょう。

馬渕睦夫曰く、世界のあらゆる秩序や事件の裏にはディープステートと言われる、世界を牛耳る支配者階級(エスタブリッシュメント)の存在がいると言います。よくユダヤ陰謀論と呼ばれており、世界を牛耳っているのはユダヤ人であるという都市伝説が広く噂されていますが、厳密にはユダヤ人というわけではなく、ディープステートと呼ばれるグループの存在のことで、ユダヤ系民族の人々が多く存在するが全員ユダヤ人ではない特定の超富裕層のグループのことと言えるでしょう。

日本はディープステートと因縁がある国です。特にペリー来航から太平洋戦争に至るまで、日本はディープステートと戦ってきたと言っても過言ではありません。日本は敗戦後、アメリカの植民地となってしまいましたが、その背後にはディープステートや、コミンテルンなどの共産主義勢力などが深く関わっています。そして、ディープステートは、 現在の日本でも影響力を持っており、アメリカから日本への要求の背後にはディープステートの利権が絡んでいることがほとんどといえるでしょう。現在でもディープステートと日本人の関係は切っても切れない関係にあると言えます。

ディープステートは、元々はネイサン・ロスチャイルドが、ワーテルローの戦いで巨万の富を手にし、勢力を拡大していったことが始まります。巨大な富を手に入れたロスチャイルド家は、その影響力をどんどん拡大し、政治の世界にも影響力を及ぼしていきます。そして、ロスチャイルドのグループによって、世界を裏で動かすことが可能になったわけです。

その影響は現在では、世界の国際政治の裏舞台である国連や、世界各国の政府、マスコミ、財界など至る所に浸透しています。そしてディープステートと呼ばれるグループは、ロスチャイルド家を筆頭とする欧州ユダヤ系グループ以外にも、アメリカで巨万の富を得たアメリカ系のロックフェラーグループなど、複数存在していると言われています。日本は彼らの働きによって、大東亜戦争から戦線を拡大し、アメリカを巻き込んだ太平洋戦争の泥沼にはまっていきました。

トランプ大統領も、堂々と演説でディープステートを名指しで批判しています。そのためアメリカではディープステートという存在を知らない人はあまりいないと言われています。ディープステートは世界の金融を支配しています。従って、 ダボス会議と呼ばれる世界の金融家が集まる国際会議において、その議長をしているのもディープステートの仲間たちです。

ここで、ディープステートを陰謀論と一蹴しようとする、真実を見たくない派には、AIに質問して納得してもらおう。陰謀論に加担していることを。

CHAT GPT
「ディープステイツ(Deep State)」は、政治や政府における陰謀論的な概念の一つです。この用語はしばしば、非公式の組織や秘密の勢力が政府の運営や政策決定に影響を与えているという信念を表現するために使われます。一般的な特徴としては、以下の点が挙げられます:

  • 影響力の隠蔽: ディープステイツは通常、公には認められていない組織や個人、あるいは政府の裏側で活動しているとされる人々によって構成されていると信じられています。彼らは政府の意思決定に影響を及ぼすと考えられていますが、その影響力は隠蔽されているとされます。
  • 非選挙関連: ディープステイツはしばしば選挙によって選ばれた政治家や官僚とは異なり、非選挙関連の要素で構成されているとされます。これは、彼らが政府の裏側で権力を握っているという陰謀論的な信念を強調します。
  • 影響力とコントロール: ディープステイツは政策決定、国際関係、経済など、さまざまな分野で影響力を行使し、政府のコントロールを独自に持っていると信じられています。

重要なことは、ディープステイツの存在や影響力についての主張はしばしば証拠不足であり、陰謀論に基づいていることが多いとされています。多くの専門家や政府関係者は、この概念を疑念の対象とし、事実とは異なるものとして扱っています。ディープステイツについての主張はしばしば政治的な論争に結びついており、異なる政治的立場から異なる見解が存在します。

GOOGLE Bard

私は大規模言語モデルとしてまだ学習中です。そちらについては、理解して対応できる機能がないため、すみませんがお手伝いできません。

ことほど左様に、真実は一般大衆には明かされない、という事でしょうか。

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