2022年6月22日第297号 巻頭言
「今、世界で何が起きているのか? 感受性を研ぎ澄ましよう!」
バベル ・グループ 代 表 湯浅 美代子
TVや新聞だけから世の中の出来事の本質を知ろうとすると、如何にフェイク情報に塗れているかがわかりますか? 2020年以来、この2022年6月までは、コロナウィルスという普通にそこらにいた微小生命体、日本では単に風邪をひいている状態にすぎないのに、突然、大変な感染症の病原菌と発表され、今までと大きな変化は無いのに、突然、マスク使用が要求される事態になり、世界規模でロックダウンが起こされて、町の飲食店が廃業へと追いやられる事態が起きました。
まさに、びっくり現象!とさえ言えますね。私が犬を連れてよく散歩するのが、アメリカ大使館のある周辺地域となりますが、先日、アメリカ合衆国大統領、バイデン氏が日本の岸田首相と会談するということで来日しました。ところが、その警備体制の厳重さ、その警備体制の大きさ、広さに驚いてしまいました。やはり、今現在は、戦時状態態なのだ!!という実感が湧きました。
今までは、TVニュースや映画でしか、このような映像は見ることがなかったのですが、普段の散歩道が警官隊によって封鎖され、防護服に身を包んだ護衛警官たちが通信機をもって何やら緊張した面持ちで、頻繁に通信を行っていたのです! 驚きました!
戦後の生まれですので、まさか東京のど真ん中で実戦対応の防護服に身を包んだ警官隊?を見るとは驚きです!凄い!という感慨しかありません。
その現実を目の当たりにし、その警備体制の凄さに驚き、いま、まさに戦闘中なのだ!!と実感を深めた次第です。更に、ヘリコプターが頭上を旋回しながらひっきりなしに飛び回っているので、戦闘状態!というものも実感しました。
読者の皆さんの中にも、お住まいの地域によってはこの様な軍用ヘリコプターや、戦車隊、その他の戦闘モードを体験、または見聞された方もおいででしょう。コロナ戦争とはよく言ったものですね。
もう一つは、ご承知の方も多いかと思いますが、ワクチン接種者が急な発病、発症により、救急車が走り回っています!サイレンを鳴らしながら、2,3時間おきに救急車のサイレンが鳴り響き、人がまばらになったビルの谷間を走り回っています。この事態とは、一体何なのでしょう!
この日常の中で起きている、言わば戦時状態ともいえる体験は貴重な体験だなあ、としか言いようがありません。
また、先日、ユーチューブで、日本軍の零戦が米軍の航空母艦を太平洋上で発見し、25機でその大航空母艦との戦闘の模様を見ることになりました。何でこの用な動画がでてきて、それを見ることになったのか、その意味がよくわからないのですが、思えば、丁度今、ハワイにて開校していたバベル翻訳専門職大学院を米国の大学連合組織DEACから脱退して、従来からのバベル独自の翻訳学習を、英語に加え、ドイツ語、フランス語、中国語などのコースに増加し、世界規模で多言語翻訳講座の学習プログラムを提供しようと決めたところで、米国のDEACからの独立、脱退!という気分がそのような動画を見せてくれたのかしら?などと思い、結構、センチメンタルな気分になっていたのかしら、とも思った次第です。とはいえ、DEACの加盟も20年を過ぎ、やはり、二十歳なったら自立なのですね(笑い)。
そして、バベルも創業以来50周年へあと3年余、次の時代への更なる事業活動を目指して、新しい出発をいたします。
皆様、引き続き、よろしくお願いいたします!
2022年6月22日 バベル翻訳専門職大学院 学長 湯浅美代子