――「ひっかかり」を一編の作品に仕上げる

素材は見つかった。その先をどう書くか

書きたい出来事はある。そのときの気持ちも、いくらか言葉にできた。ところが、いざ書き始めると、数行で終わってしまう。逆に、思い出すままに書き続け、何を伝えたかったのかわからなくなることもあります。

素材を見つけることと、一編の文章に仕上げることの間には、もう一段階の仕事があります。場面を選び、順序を決め、読者に必要な説明を加える。そして、書きながら見えてきたことに合わせて、文章を組み直す仕事です。

前回は、体験の中から「ひっかかり」を見つける方法を取り上げました。エッセイ編の最終回となる今回は、そのひっかかりを、読者が最後まで読める一編に仕上げます。AIには、構成を比較する相手、下書きを点検する読者として働いてもらいましょう。

 

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