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揺らぐ世界と大学の存在感 

WEB TPT  2026年9月24日 399号 巻頭言                                                                                                                                                  揺らぐ世界と大学の存在感
バベル ・グループ代 表 堀田都茂樹                                                        

政治的圧力や世論の批判など、内外の逆風にさらされながらも、米国の大学は世界大学学術ランキング(ARWU)で圧倒的な強さを示し続けている。2026年版の上位10校中8校を米国勢が占め、ハーバード大学が再び首位に立った。一方で、中国の躍進も著しく、上位100校や1000校全体の裾野で米国を猛追している。

こうしたグローバルな知の覇権争いの中で、日本の大学の姿はどうだろうか。研究力低下が叫ばれて久しい日本において、国際的な指標での存在感は相対的に低下傾向にある。論文数やトップ校のランクインにおいて苦戦が続く日本の高等教育機関にとって、このランキングが示す「研究力重視」の厳格な現実と世界の潮流は、単なる他国のニュースではない。知の創出力をいかに高め、世界をリードする人材と研究環境を再構築するか。今こそ、日本の大学が自らの立ち位置を直視し、抜本的な戦略転換を図るべき重大な転換期にある。

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