2024年7月8日 第343号 World News Insight (Alumni編集室改め) 6月27日Trump VS Biden 大統領選ディベートの真実 バベル翻訳専門職大学院 副学長 堀田都茂樹
去る6月27日にTrump VS Biden大統領選ディベートが行われました。勝敗で言うと明らかな結果であるにも関わらず、トランプに批判的な日本のマスコミでは、ほとんど報道されることがありませんでしたので、皆さんも正確な情報は持ち合わせていないでしょう。
しかし、このディベートでは、明らかな勝敗が付いたと言われています。
そもそも、バイデン陣営に圧倒的有利な環境で行われたディベート。ジョージア州アトランタのCNNで行われたディベートで、承知のようにCNNは米国民主党の牙城。
おまけに反トランプのCNNキャスターがリードする討論会。
そんなトランプにとってはアウェイの中で行われたディベート選。その後、CNNのアンケートでもトランプ勝利67%、バイデン勝利33%、とダブルスコア―だったと言われています。それにもましてトランプ陣営の勝利を決定づけたのは、バイデン派、民主党寄り、無国籍グローバリストのための媒体、ニューヨークタイムズがディベート直後、なんと社説で、バイデンはやめるべきだと主張した有様。
この日は、バイデンは老人性痴呆症の症状は珍しく目立たなかったと言われたが、
極め付きは、バイデン派のCNNがディベートの中での、バイデンの9つの嘘、ミスリーディングを明らかにしたことです。
大統領ディベートはこの秋、9月にも行われる予定のようですがどうなのでしょう。というのもこのディベート選を終えて、民主党内では、大騒ぎ、バイデンでは勝てない、おろすべきだと議論で紛糾したそうです。ところが当のバイデン、裏で支えているバイデンの奥さん、ジル・バイデンは決して下りないと強硬に主張しているようです。
以上が、今回のディベート選の顛末。日本のマスコミでは案の定、何もふれられず、日経新聞に至っては、バイデンが勝利のポイントを上げたと言う始末。
日本のマスコミの無能さにあきれるばかりです。
また、今回の11月のアメリカ大統領選挙をトランプ有利に導く、後押しする世論が世界のあちこちで顕著になりつつあるということです。
それは、各国の選挙、補欠選挙で、無国籍グローバリストが敗退しつつあるということです。明らかに潮目が変わったということです。インドのモディ首相の勝利、英国のスナク、フランスのマクロン政権の交代の予兆、カナダのトルドー首相の歴史的敗退の予兆等、です。
11月のアメリカ大統領選で、前回のインチキ選挙を教訓にトランプが圧勝すれば、健全なアメリカが復活、それに呼応して、つまらない、惨い戦争にも終止符が打たれることを望めるかと思います。
老人性痴呆に振りまわされて、戦々恐々としている岸田内閣はもういい加減にして、新たなリーダーが日本でも熱望されるのでしょう。今のところ、期待をかけられそうなのは高市経済安全保障担当大臣くらい、なものでしょうか。東京都の都知事選の立候補者面々の体たらくをみるにつけ、暗澹たる気持ちになるのは私だけでしょうか。
私はせめて世界の情報が正確に行き来する、情報空間を創りたい、せめてこの辺からできることを考えたいと思います。