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WEB TPT  2022年8月8日号(300号)巻頭言

翻訳とは何か? デジタル社会を迎え改めて問いなおす—その②」 

バベル ・グループ 代 表  湯浅 美代子 

現在、構築中、と言いますか、建設中と言いますか、バベル事業活動50年の証、成果としての「バベルの翻訳図書館」は、漸く外観のイメージができつつありますが―と前号に書きましたが、そう簡単に言えないな!というのが実感です。デジタル社会というWEBシステムの世界で、情報の交流・共有としての人々のつながりが広がっています。情報の価値も、多様性の中で凄い幅のあるものになっています。言わば、このような【翻訳の世界】の中で構築する知求図書館ですが、このイメージは、まさに蜘蛛の糸、いや3次元の蜘蛛の糸ではなく、言わば4次元、5次元の構造を彷彿させる蜘蛛の糸、蜘蛛の巣状態なんです!!これまでの3次元空間認識が音を立てて崩れていきそうです(笑い)。

 

それで、この地球の智(知)の格納庫の全体イメージを作ろうという試みが、何と恐れを知らないチャレンジだったのか!!と深く気づくことになってしまった今日この頃です。(笑)

つまり、地球表面に存在してきた、と思い込んでいる三次元立体構造でしかイメージできない脳構造では、なかなか大変だ!と気づいたわけです。お陰で、文章もその影響を受けているな!と、我ながら反省するばかりです。

この空間認識の新しさ、つまり、次元とは何か?という新しい問いが生まれてきたことは、それこそ、この問いかけ自体が既に高次元の翻訳図書館になっているという驚きが隠せません! だんだん頭がおかしくなりそうな感じがして、意識がだんだん遠くなっていく感じがしてきたりして、何かとっても不思議な感覚を覚えてしまいました。あなたは、いかがでしょうか?

 

ところで、なんと2021年に出版されていたのですが、-究極の洗脳を突破する―【フラットアース】超入門―という書籍をご存知でしょうか?

地球は丸くなかった!と言っているのですね!! しかも、これは第2弾で出版されたもので、この前に、第1弾の― 地球平面説 【フラットアース】の世界-という出版物も発行されています。この2冊とも、著者はレックス・スミスさん、中村浩三さんのお二人です。そして、表紙には―《古代文明では「大地は平ら」という世界観が基本だった!日本でも江戸時代までは「地球」なんて言っていなかった!私たちはなぜ「地球は丸い」と信じているのだろう??》―と書かれています。これは、本当に【目からうろこ】のニュースですね!! 然し、これが真実だと実感するためにはいろいろ心の作業が必要ですね。地球のサイズレベルの実感が湧きにくいので、そう簡単に信じられませんし。何しろ、地球は丸い!ということをアプリオリに信じてきてしまったからです! 良かったら、あなたも実際に本を読んでみて実感してくださいませ! 地球ですから、何しろサイズが大きいので、丸くてもフラットでも実感が湧かない!というのが生の感覚でしょうか? しかし、これが実感されるようになれば、究極の【既成概念に捉われない!】を実体験するタイミングとなりますね。なるほど、私たちは、様々な既成の体験、既成の知識に捉われてきたと言えるのでしょう。

                                                   

この間、見えないコロナウイルスに怯えて、マスク生活になったり、安全性の保障も無い、急開発のワクチンを何度も打ちまくったりというわけで、今や、一日に数回以上の救急車のサイレンを耳にする毎日になってしまいました。ワクチンの後遺症というか、ワクチンでコロナウイルスをわざわざ打ちまくって非常事態となってしまった人々の数の多さに驚くばかりです。自分の命は自分で守る!という覚悟が必須の時代、まるで戦時中のような時代になってしまいました。実は、戦時中という状態の自覚は未体験なのですが(笑)。

 

読者の皆様も、これまでと違う日常になっていることに目覚めて、既成概念に捉われないで強く生き抜いてくださいませ! 

なんだか、悲壮な締めくくりになってしまいましたね(笑)。

このような時代だからこそ、自分の既成概念の点検をしていくだけでも新たな知見が得られるでしょうし、翻訳業に取り組む上では、この激変の時代は返ってよいタイミングかもしれません! 逆境は大変!という意識に捉われずに、返ってそれを飛躍台にしてしまう皆様の益々のご活躍を期待します!!

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