WEB TPT 2023年7月7日322号 巻頭言 月刊『翻訳の世界』(翻訳を通しての現象体験) バベル ・グループ 代 表 湯浅 美代子
早いもので、今年ももう7月となり、蒸し暑い夏の訪れる頃となりました。 皆様、いかがお過ごしでしょうか?
今、この巻頭言を執筆しようとしたら、月刊『翻訳の世界』を発刊して翻訳をテーマにしたビジネスへのスタートを切った当時のことを思い出しました!
それは、1974年4月に大学翻訳センターという会社に入社した翌年、1975年の事だったのですから、もう48年になるのですね。
光陰矢の如し‼️ と、申しますが、今から考えると、全くその通りだと感じます。
当時は27才でしたから黒髪でしたが、75歳の現在では白髪となり、髪の色がすっかり変化しています。勿論、髪を染めれば良いのですが、何となく白髪を大事にしたい、という思いが有ることに気づきました。それで、白黒混じったヘアスタイルになって過ごしています。
当時は、『 翻訳の世界とは何か?』を探究するという意欲に満ちていましたが、未だ、満足する迄には至っていません。
ですが、何となく方向性は見えたような気がします。
先ずは、この現象体験の世界で色々と体験し、満喫した内容、事柄を思い出し、何故、それらを体験したのか? を、考えているところです! ところが、詳細を思い出そうとすると記憶が不確かになり、あら❗️いつの事だったかしら? などとなってしまい、あれこれ調べないと書けなくなっています。いやはや、これは、脳の機能が不十分になってきているとしか、言いようがないですね‼️
ところで、翻訳家、作家はかなりお年の方々が活躍されています。やはり、皆さん脳の活用が素晴らしい結果だと思います。
それは、記憶と創案の二つを何時も活用していく事が大事だと思います。そうしてやはり、脳の働きと同時に指を動かしているといえます。
正に、その意味では、翻訳と言う作業は、何時迄も脳の働きを活性化した状況に保ってくれると言う、大事な作業なのだった❗️と、感じた次第です。
では、又。