NEW! 投稿スペース 翻訳こぼれ話 翻訳こぼれ話5 カミソリの刃 2025年10月29日 カミソリは「剃刀」と書きますが、ネット検索してみると、語源は「髪剃り」にあるという。出家の際に髪を剃るための仏教の法具として使用されていたためとのこと。幼い頃から、そのナイフのような形をしたカミソリをみると、体に震えを覚えるような一種の恐怖感に駆られることがありました。振りかざして切り付けると、喉を切り裂き、血管を切断... M管理人
NEW! 投稿スペース 翻訳こぼれ話 翻訳こぼれ話4 疎開 2025年10月22日 戦時中、米軍の空襲や爆撃から逃れるために、都市に住む人々、とりわけ学童や女性が一時的に地方へ移り住みました。いわゆる疎開です。私も母と兄姉妹と共に父の故郷である寒村で避難生活を送ったことがあります。親しくしていた友人らとの別れは寂しかったが、その多くも別な場所に疎開していました。移住先で新しい友達と会えるかもしれないと... M管理人
NEW! ライターズマーケット近況 音声コンテンツ構成力アップ新しい書き手の形ポッドキャスト 第15回 ポッドキャストで「書く×話す」新習慣を 2025年10月22日 改めて、ポッドキャストとは 皆さんは、「ポッドキャスト」をどのくらい利用されているでしょうか。 筆者は家事の合間の「ながら聴き」として利用することが多いのですが、近年、このポッドキャストが再び注目を集めています。 ポッドキャストとは、インターネットを通じて配信される音声コンテンツのことです。ラジオに似ていますが、放送で... M管理人
NEW! AI活用文章術 AIライティングプロンプト設計セルフ編集文章力向上 実践編 第3回 その原稿、本当に“出版できる文章”ですか? 2025年10月22日 ――AI〈鬼編集者〉が鍛える、読まれ続ける力 はじめに:書き終えたあとに訪れる「静かな不安」 原稿を書き終えた瞬間、胸の奥に広がるのは安堵と充実感です。 けれど少し時間が経つと、心の隅に小さな声が聞こえてきます。 「このまま人に読ませていいのだろうか」 「編集者に渡すには、まだ粗が残っている気がする」 その迷いは、決し... M管理人
NEW! 投稿スペース 翻訳こぼれ話 翻訳こぼれ話3 機銃掃射 2025年10月15日 私は昔から映画が好きでした。邦画もよく見ましたが、洋画が好みでした。洋画で耳にする異国の言葉が、翻訳への関心を呼び起こしたとも言えるかもしれません。幼い頃、お手伝いの婆が近所の映画館に連れて行ってくれたのが映画との最初の出会いでした。映画が活動写真と呼ばれる無声映画の時代で、扇子を手にした活動弁士が活動写真の傍らで朗々... M管理人
NEW! 投稿スペース 翻訳こぼれ話 翻訳こぼれ話2 コロラドの月 2025年10月8日 翻訳は外国語の文書の解釈に追われる日々で、話ことばに接する機会はあまりありません。私の場合、その外国語は英語ですが、それでも会話をやりとりする機会は多くなく、時折、生きた英語に接したいと思うことがあります。ところが、その機会に最近恵まれたのです。私は若い時から旅が好きでした。気の置けない仲間との旅行は勿論、夜行列車で一... M管理人
NEW! 投稿スペース 翻訳こぼれ話 翻訳こぼれ話1 カナリア 2025年10月1日 翻訳の合間に一息ついて書き綴った小品です。翻訳現場での体験に基づくエッセイ、一口噺といえるかもしれません。お仕事の合間に気軽にお読みいただければと思います。 内容は、今の平安な生活に感謝する平和賛歌です。平和な日本と平安な日常は、先の大戦における幾多の人々の尊い犠牲の上に成り立っているとの実感が根本にあります。従って平... M管理人
NEW! AI活用文章術 章立て質問フレーム自分史 出版書く習慣の第一歩 実践編 第2回 インタビュー編集者AIで本を書こう 2025年9月22日 「本を書きたいけれど、どこから始めたらいいのかわからない」──そんな悩みを抱える人は多いものです。自分史や体験記を残したいと願っても、テーマ決めや文章化の壁に阻まれて、途中であきらめてしまうケースも少なくありません。 けれども、もしAIが編集者のように質問を投げかけ、答えていくうちに原稿が形になっていくとしたらどうでし... M管理人
NEW! ライターズマーケット近況 ライター 仕事 なくなる?作家の課題と可能性クリエイターのビジネス戦略脚本家の危機 第14回 ハリウッド脚本家の危機に学ぶ 2025年9月22日 世界最大のエンタメ産業であるハリウッドで、脚本家の雇用が深刻な危機に直面しています。 アメリカ脚本家組合(WGA West)の2024年年次財務報告によると、テレビや映画の脚本家の収入と雇用は大幅に減少しました。2023年は組合員による148日間のストライキがあり、その影響で一時的に雇用や収入が落ち込みました。しかし、... M管理人
NEW! AI活用文章術 AIライティングゼロショット/フューショットの文体変換スタイル特徴分析文章の“香り”を抽出 実践編 第1回 文章に“香り”を移す技術:名文解体とAIスタイルブレンド 2025年8月22日 さて、今回から実践編が始まります。AIを活用して、文章づくりに新しい工夫を試していきましょう。本稿では、その第一歩として「名文の香りを移す」という方法をご紹介します。 1. “香り”を移す発想の背景 他人の文章を真似ようとすると、つい「そっくり再現すること」を目指してしまいがちです。しかし、それでは精巧なコピーになって... M管理人