武岡幸代(たけおか さちよ)

【 Professional Translators’ Profile 】
武岡幸代(たけおか さちよ)

1.翻訳実績一覧
【訳書】
『アレルギー・ソリューション』(共訳)スザンナ オリビエ[著](バベルプレス)

2.翻訳教授歴、職務経歴
【職務経歴】
フリーランス翻訳家
海外医学誌に投稿する論文の和英翻訳、編集、校正
日本翻訳協会
【翻訳教授歴】
Babel University Professional School of Translation メディカルジャーナリズム プロフェッサー
Babel University Professional School of Translation 修了作品教官
バベルユニバーシティ  翻訳ワークショップ

3.ブログ、執筆原稿(The Professional Translator誌、等)
なし

4.インタビュー (Q&A形式)

Q1. 翻訳に興味を持ったきっかけは

A.1 医学生の頃、医学書を翻訳本で勉強をしようとしても内容が把握できず、結局、原書を買い求めたら理解できた、という経験が何度かありました。翻訳には、専門知識があっても翻訳技術が伴わないといけないという事を認識したことです。

Q2. 今後、どんな翻訳をしていきたいですか

A.2 日本の医療にいい影響を与える知識や人間が本来持つ治癒力を尊重した知識に関する書籍を翻訳できればいいなと思います。

Q3. 未訳の知(書籍)を発掘し、出版社に提案、翻訳していこうとする「知求翻訳図書館」の試みについて想うところは

A.3 言語の壁により日本人に認識されていない知識や書籍は、世界中に溢れていると感じます。インターネットの普及と機械翻訳技術の向上により、個人でもそれらにアクセスできる可能性は高くなりましたが、情報過多の状態で、正確な情報を得ることが難しいと感じることも多くあります。この「知求翻訳図書館」は、情報源の信憑性と翻訳の精度に関して安心して利用できる面、大変、有効だと思います。

(プロフィール)

武岡 幸代(たけおか さちよ)
医師(総合内科、腎臓内科)。医学博士。産休を利用して、Babel University Professional School of Translationで翻訳修士を取得(テクニカル・サイエンティフィック専攻)。2012年から同大学院にて、メディカルジャーナリズムの翻訳講座を担当している。