みなさんは、「読者を納得させる文章を書きたい」「論理的でわかりやすい主張を伝えたい」と思ったことはありませんか?
AIを活用すると、論理的な構成を考えたり、データを活用した説得力のある文章を作成したりすることができます。今回は、AIを使って説得力のある文章を書く方法を具体的に解説します。
1. 説得力のある文章とは?(論理展開の基本)
説得力のある文章を書こうと思ったら、まずは、論理展開の基本に従ってみましょう。
論理的な構成についてはすでに、「第3回:AIと人間の共同作業:自然な文章を作るには?」の中で、「PREP構成」を簡単に紹介しました。これは、「Point(結論)⇒Reason(理由)⇒Example(例)⇒ Point(結論)」の順なので相手にわかりやすく、説得力が増します。結論から入り、理由と具体例で支え、もう一度結論を示すという単純明快さが魅力で、プレゼン、スピーチなど短い文章に最適ですが、説得力を高めたい場面や読者層によっては別の型のほうがしっくりくることもあります。
ここでは、PREPモデル以外の、代表的なロジックパターンをまとめてみましょう。これらのパターンに習熟することで、説得力のある文章が書けるようになるでしょう。
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