中国が国内格付機関による格付評価に対する規制を強化し始めた。2021年の不動産開発大手エバーグランデの破綻事件以来、格付評価への批判が絶えなかった。ただし、市場関係者は当局の基準が不明確だと懸念を表明している。行政命令だけで、一夜にして事態を是正できるものではなく、行政指導の帰趨を見守る必要がある。
中国が台湾包囲網を強化している。海峡を行き来する任務を担っていた中国軍艦は長年の間、わずか1隻だったが2020年の台湾総統選で民進党の蔡英文総統が再選されると静かに、しかし決定的な形で変化が起きた。中国軍は今や航空機や艦船の展開、偵察、パトロールを常態化させているとメディアが伝える。
韓国のAI分野での驚異的ブームが「持てる者」と「さらに多く持つ者」へと分断させているとメディアが伝える。この現象を新ボーナス文化と呼び、目に見えにくいものの深刻だと訴え、「公平性」や「成功した人生」に関する既存の考え方を覆していると報じる。世界各地で起こりえる脅威のストーリーではないかと思われる。
北朝鮮が核濃縮能力の大幅増強を目指して寧辺核施設を拡張し、核濃縮に加え5メガワットの原子炉、再処理施設、そして比較的新しい軽水炉での活動を活発化している。肝心の中国も事態を黙認する姿勢を示しており、事態に対処可能な先として考えられるのは予測不可能な動きをするトランプ米政権のみという危機的状況にある。
東南アジア関係では、シンガポールが貴金属の世界的な取引ハブとしての地位を確立しようとしている。このため金の店頭清算システムを導入し、他国の中央銀行向けに金地金の保管庫を設置して保管サービスを開始する予定としている。今後の動きとして、シンガポールのライバルである香港や東京の動向が注目される。
インドを高市首相が訪問した。高市氏はその目的について、焦点はインド太平洋地域の安保、エネルギー、重要鉱物だと語り、インドも中国のレアアース支配力やインド洋における中国海軍力の拡大を懸念し、日本などの先進諸国と強固な関係構築を模索している。高市訪印には大手本邦企業が多数同行しており、今後の動向が注目される。
