2018年2月2日号

【ダイジェスト】
中国国家統計局は昨年の経済成長率が6.9%に拡大したと発表した。これは2016年の成長率6.7%を若干上回り、2011年から始まった成長減速の流れを変えたとされ、要因として輸出と小売り、不動産市場の好調が挙げられている。ただし、中国経済の四半期数字はあまりにも順調に推移しているとして信頼性に疑問が付され、一例として地方州が中央政府から目標の数字達成の圧力を受けていると報じられている。

台湾政府は電力が慢性的に不足するなか、原子力発電の段階的解消を打ち出し、風力や太陽光発電を主体とする野心的な再生エネルギー計画を推進しようとしている。これには厳しい自然環境を乗り越え、巨額の資金を投入する必要があり、前途は多難とみられている。

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