2018年2月16日号

【ダイジェスト】
2014年の民主化デモ「雨傘運動」の指導者だった3被告に対し、中国の香港最高裁が2審で言い渡された実刑判決を覆し、1審と同様に執行猶予を認めた。ただしメディアは、被告側に歓迎するムードはないと報じ、判決では今後こうした行為を一段と厳格に処罰する方針が改めて示されたほか、香港政府は民主化活動家の選挙出馬を阻止する構えだからだと伝え、中国と香港はいまや対立と抑圧の悪循環に陥り、香港の安定性が脅かされていると警告する。

台湾で20年ぶりに中央銀行総裁が交代する。彭淮南現総裁が退任し、2月24日に副総裁の楊金龍氏が就任する。楊氏はエコノミストたちが選んだ最有力の後任候補で、1989年に入行以来様々な役職を経て08年に副総裁に就任していた。今後の政策については、在職期間が世界最長となっていた彭総裁の路線を継承すると見られている。

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