翻訳でどこでも、どこまでもドア 釈迦郡享子さん

釈迦郡享子さん

米国セント・ジョーンズ大学法学部卒業。卒業後、ニューヨーク市のNPO法人勤務を経て、現在は、移民法専門弁護士事務所にて、パラリーガルとして勤務。法律文書作成、翻訳業務に従事。現在、バベル大学院のインターナショナル・パラリーガル専攻に在学中。 私にとって、在米13年目となる2014年。 1月から、東京事務所への短期転任が決まり、2014年の元旦は、ニューヨークから東京へと飛ぶ飛行機の中で迎えました。飛行時間約14時間の長い空の旅でした。飛行機の中で振り返った13年。色々な出会い、出来事があり、失敗や悔しい思いがあり、それらすべてが、今の自分を育ててくれたんだ、としみじみ感じたことを覚えています。  私は、ニューヨーク市にある移民法専門の法律事務所でパラリーガルとして仕事をしています。顧客のほとんどは日系企業の方々であり、今までも日本との接点があったとはいえ、東京で仕事をするのは初めての経験です。日本のビジネス文化、ビジネスマナー、はてまた、日常生活の随所に生かされている便利なテクノロジーの習得に挑戦しては、日々、“日本”を再度学び直しています。    実は今、東京へ来て、ニューヨークに住んでいた頃には見えなかったものが、少しずつ見えるようになり、これからの自分の姿についても、その形が着々と形成されつつあるように感じています。これまでの日常であった日々のリズムから離れたことで、視点が動き、この“気づき”へと繋がったのでしょう。  その“もの”は、例えていうなれば、ドアのことです。
 うまく説明できるか分からないのですが、まず、ふるさとの話からさせて下さい。  みなさん、それぞれのふるさとをお持ちと思います。私は、九州宮崎の出身で、青い空と海と、きれいな水と、色とりどりの自然に囲まれて育ちました。私にとって、ふるさとである宮崎は、いつも心の中にあり、夢へ向かう勇気を常に与えてくれる場所です。不思議なもので、ニューヨークの事務所の仕事でストレスを感じる時、宮崎の海と空と緑を頭に浮かべるだけで、心が落ち着くのです。ここでやるだけやってだめならば、私には帰る場所がある。そう思うと、不思議と物事の視点が変わり、辛いことも、イライラすることも、できない、と思うことに対しても、ひとまず頑張って前へ進んでみよう、という思いが生まれてきます。  今回、そんな宮崎に3年ぶりに帰郷し、今まで、そんな心のよりどころを与えてくれたふるさとへ恩返しできることがないか、自分なりに、具体的な形で考えることができました。宮崎に帰って、その場所を歩き、人と話し、そうすることで、明確なプランが頭に浮かんできたのです。  東京では、東京を拠点にやってみたいことにも出会いました。  ニューヨークには、大切な友人達と職場の仲間がおり、更には、職場である事務所があります。   宮崎。東京。ニューヨーク。 
 それぞれの場所に、これから私がやっていきたいことがあります。  物理的に、距離の離れている3つの場所でやりたいことを、すべて同時に、平行線で進めて行くことは可能でしょうか? 私の答えは、YESです。   それは、これら3つが、すべて翻訳に関することであるためです。  翻訳の仕事は、世界を言葉でつなぐお仕事ですが、翻訳者自身も、世界のどこまでも、何カ所も同時に、羽ばたいていける仕事なのです。決められた仕事場で、決められた時間仕事をしなくても良いため、自分の生活のリズムで仕事ができますし、インターネットがあれば、世界の色々な場所で進行しているプロジェクトに同時に関わることができます。  もちろん自分で責任を持ち、自身の翻訳プロジェクトの時間管理や翻訳の質の維持につとめなければなりませんが、世界のどこにいても、インターネットがあれば、常に、世界中の人々へむけて、そのドアを開くことは可能です。  今まで深く考えたことがなかったのですが、今回、東京へ来て思ったことは、ニューヨークにいるから、宮崎のプロジェクトができない、東京のプロジェクトができないというわけではなく、今まで私がそのドアを意識をしないうちに、自分で閉ざしてしまっていたということです。そのドアをあければ、世界の風は自分という部屋に吹き込んでくるものであり、世界のどこへ自身が羽ばたき、何とどこをどう繋ぐのか、翻訳者自身が選ぶことができます。そして、どれだけの世界と繋がることができるのかは、翻訳者自身の技術的なスキルとプロフェッショナルとしての責任の強さだけではなく(これらを持っていることが大前提ですが)、そのドアをどれだけ開けられ、いろんな人々やチャンスをそのドアステップへと導くことができるかにかかっているのではないか、と思います。  ドアを開けて、吹き込んでくる世界の風は、時に失敗や、辛くストレスの多い仕事、そういったものも運んでくるかもしれません。しかし、それらの経験は、きっと翻訳者としての自分の力や知恵となり、成長を促す肥やしとなります。そして、そのような経験を通し、得意、不得意、を明確にし、間引きしていくことで、自分の方向性、専門性を定め、翻訳家としてぐんと成長していけるのではないかと思っています。  自分の翻訳家としての種がどう育っていくのか、どんな花をつけるのか、どんな実が実り、その種がどこへ運ばれていくのか・・・まず、自分の翻訳家としてのドアを開けてみなければ、始まりません。  このドアの存在に気がついた今、渡米13年目にして、もともと渡米のきっかけとなった夢、“翻訳家になる”という道への確実な一歩を今、踏み出したように思います。   皆さんの翻訳のドアはもう、世界へと開いているでしょうか?
 そのドアから、きっとどこでも、どこまでも、羽ばたいていけます。  

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素晴らしき哉、翻訳業! ハクセヴェルひろ子さん

ハクセヴェルひろ子

ビジネス翻訳に従事。バベル翻訳大学院にてMST(翻訳修士号)を取得。世界マーケットでビジネス翻訳に従事する傍ら、翻訳評価、翻訳ビジネスの発展向上をめざしている。Proz.com Certified PRO認定会員 1999年登録。  昨年の9月下旬、私は女性の社会進出に関するレポートを翻訳しました。英文のレポートと一緒に渡されたのは、日本の女性が結婚して子供が生まれた後、働き続けるのがいかに難しいのか、あるいはいったん職場を離れると再就職がいかに難しいのかを延々と述べた日本語の資料。そのレポートを翻訳していくうちにその内容の深刻さとは裏腹に、不謹慎かもしれませんが幸せな、満たされた気持ちになっていきました。翻訳業って何て素晴らしいんだろうと…。  というのは、その素晴らしさを痛感した出来事があったばかりだからです。ここ数年、夏休みは3週間とって日本に帰国していました。ところが、昨年は事情があって更に2週間滞在することになり、日本から主な取引先に連絡を入れました。その時点で以前のように仕事を発注してもらえることを期待するのを止めました。さすがに5週間も休んだあとは翻訳会社も呆れて仕事が来ないのではないかと諦めていましたが、トルコに帰ってみたらありがたいことに2週間で休暇前のペースに戻ったのです。そして、休暇ボケのなまった脳味噌に響いたのがこのレポートの翻訳です。  このレポートを翻訳後、なぜフリーランスの翻訳業が素晴らしいのか改めて考えてみました。まず、自分の生活サイクルを仕事に合わせて完全にカスタマイズできることです。一般の人が組織に属して働く場合は、組織の時間枠に自分の生活を合わせていかなければなりません。そこで、特に女性は結婚して子供が生まれると、組織のサイクルに自分の生活を合わせるのが難しくなります。(このレポートのテーマのひとつがこの件でした。)一方、翻訳業というのは、納期までに翻訳成果物を納品するというのが最大の使命ですので、その間どのように仕事を進めようが完全に翻訳者の裁量に任されています。特に家庭を持つ女性の場合、仕事の合間に家事や買い物を済ますことができます。また、子供たちが小さかった時は、怪我をしたので迎えに来いと幼稚園や小学校から連絡が来たり、朝起きたら熱があって学校を休ませなければならないときは、近くの診療所に空いた時間を狙って連れて行き、処方箋をもらって薬を買わなければなりませんでしたが(トルコの学校は病気で休ませる時は診断書が必要です)、仕事の合間に対応できました。仕事の遅れは、睡眠時間を多少削れば十分に取り戻せます。  次に、自分の裁量で仕事量を加減することができます。私は上の子供が小学校に入学するまで専業主婦でしたので、子供たちがもっと小さかった頃の仕事と家庭を両立させる苦労をせずにすみましたが、それでも小学校の低学年の頃はまだいろいろ手がかかったので、その頃既に始めていた仕事のとPSTの学習時間を確保するのが大変でした。仕事量が多くなってきたのは、子供たちが中学生になって、仕事に没頭できる時間が増えてからです。その頃は「来る仕事は拒まず」の姿勢で、打診された仕事はほぼ引き受けました。夏休みを取る以外はほとんど休みがない状態でしたが、その間に自分の得意・不得意な分野、翻訳に要する時間、体力と気力がどこまで持つのかがわかって有益でした。現在は、その頃のようにあまり無理できませんので、仕事を詰め込み過ぎないように気をつけています。  三番目に、老若男女の差別がなく、完全に実力で勝負できることです。「あなたは女性だから、単価は男性のXX%です」とか、「あなたの年齢では出せる仕事はありません」といった、性別や年齢で差別されたフリーランスの翻訳者はおそらくいないのではないかと思います。翻訳業では当たり前のことですが、前述のレポートを翻訳していて、それがどんなに特殊なことなのかを改めて痛感しました。翻訳業では、男性あるいは女性限定の仕事というのも存在しないかもしれません。もちろん、女性向きの仕事(たとえば、化粧品とか健康産業)というのはあるかもしれませんが、それを男性が訳してはいけないと決まっているわけではありません。  四番目に、仕事をしながら新しい知識が得られることです。翻訳会社から渡される原稿を翻訳しなかったら永久に知らなかったであろう世の中の仕組みや技術を、仕事を通じて学びながら知的好奇心を満たせるという仕事は世の中にそれほどあるものではありません。  以上、翻訳業の利点をとりあげましたが、それでは私も夏休みを5週間とろう、と考えている方はちょっと待って下さい。自分で言うのもなんですが、5週間の穴を埋めるために私は普段かなり努力しています。たとえば、突然入ってくる「超特急」の仕事にはできるだけ対応しています。今日の仕事はこれで切り上げて夕飯の支度をしようしているところに、「(昨日発注し忘れてしまったので)今日中にXXXXワードお願い」という米国から電話で依頼された仕事を引き受けて深夜まで仕事をするために、その日の夕飯は家族にテイクアウトの食事で我慢してもらったり、あまりレートがよくなくて他の翻訳者がやりたがらない、他の翻訳会社から・ヒ頼されるプルーフリーディングの仕事もできるだけ引き受けています。つまり、その翻訳会社にとって欠かせない存在になれるように努力しています。これは、ちょっと間違えば「便利屋」に成り下がってしまう危険性がありますが、主張すべきことは主張しながら、いかにその翻訳会社に食い込むかという自分を売り込む醍醐味を楽しんでいます。  また、翻訳業には家族の協力も欠かせません。私が忙しいときは今は進学のために下宿している娘が食事の支度や掃除を進んで手伝ってくれました。また、専業になったばかりの時は、仕事に必要な時間の見積りを誤ってしまい、週末に車で4時間かかる夫の実家に子供たちと夫に帰省してもらって、その間に集中して仕事を片付けたこともありました。私の仕事を陰ながら応援してくれている家族があって初めてこの仕事を続けていける、ということを改めて実感しました。家族には大変感謝しています。  今後歳をとるにつれて、仕事の量は減っていくかもしれませんが、自分のライフサイクルに合わせて質の充実を目指しながら、できるだけ長くこの仕事を続けていきたいと思います。  

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私がバベルに入学した理由 土屋映子さん

土屋映子さん

私がバベルに入学を決めたのは、偶然でした。
勤務先の六本木から六本木一丁目駅を利用していたときのこと。
たまたま翻訳の学校を調べていたとき、通勤途中にバベルの学校があることを知り、興味半分で訪問したのです。
そこでたまたま学校に在籍しながら、翻訳の技術も学べ、学費の節約にもなるという、ワーキングスカラシップを知りました。学費の節約もさることながら、翻訳の技術も磨けるという点に、大変感銘を受けたのです。翻訳の仕事を請け負うことも、難しい中で、学びながら翻訳をさせていただけるということは、とても貴重なことであると思います。
また、オンラインで勉強できることも、大きな選択理由でしょう。
フルタイムの仕事を持つ私にとって、定時に授業に出席することは、難しいと考えていました。
バベルならば、自分のスケジュール通りに勉強をすることが可能です。しかし在宅での勉強は、自己を律しなければならず、それなりの厳しさは必要になります。また、遠方からの受講者でも、オンラインならば登校に苦労することもなく、同じ条件下で勉強を進めることができますね。 
今私自身は受講ペースの遅れがありますが、そのような時でも、休学制度を提案していただいたり、 臨機応変にご対応いただけるところも魅力だと思います。 
興味のある方はまず、説明会に足を運んでみられることをお勧めします。  

[:en]Eiko Tsuchiya

I happened to decided to enter Babel University.

I knew Babel University at Roppongi-1cho me station near my working place when I looked for school of translation. I visited there with my curiosity. I was be able to know Working Scholarship there which I could learn not only translation skill but also save my school fee. I was impressed by the fact that I could brush up my translation skill even I saved my school fee. It is very valuable that I can learn translation skill because it will be difficult if I try to get translation work.

And also, it is big reason that I can study translation skill by web-based study. For me, it will be difficult to attend the school because I am involved in full-time job. It is possible to study at my own pace if I choose Babel University. However, you need to be self-motivated when you study by yourself. The good thing is that you don’t need to come a long distance and can study in equal situation.

My study schedule delayed but Babel University offers leave of absence on a case-by-case basis and it is advantages for us. I strongly recommend you to go to orientation session if you are interested.(Student’s Transcript)

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講義内容が充実しているのでバベル翻訳専門職大学院に入学を決めました。 松浦佳子さん

松浦佳子さん

松浦さん写真私はアメリカに住んで翻訳通訳派遣会社で働いた事があります。
アドミのお仕事をしながら翻訳後の文章の見直しと校正をさせて頂いておりました。
現在は日本に住んでおり、アメリカから日本に間違って伝えられていることを見る事がよくあります。正したく思い、派遣社員で働く事を辞めて翻訳の仕事をする決意をしました。
徹夜で辞書をくりながら必死で言葉を探して訳していたことが頭に残っています。
翻訳を学ぼうと思った時、偶然バベルの講座項目をインターネットで見つけ実際に仕事をするのに必要な内容が詰まっており、文芸・映像翻訳専攻科で学ぶべき事が網羅されていて嬉しく思い入学を決めました。 納期内に翻訳の仕事を終えるのは難しいです。そのためには実務として訓練が必要です。 ワーキングスカラシップが解決策と思い応募し、合格して第一歩を踏み出しています。 翻訳をして正しく文化を伝える事が自分のやりたい事です。
目標は、映画や文芸書の原文の楽しさを伝えられるようになる事です。
大学院の学位が得られる事もまたバベルを選んだ理由の一つですが、私が翻訳をして活躍をする場は、学位でなく実力が勝負です。どれだけ学べるかにかかっていると思います。  

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松浦佳子さん

I have lived in U.S.A. and worked at a translation and interpretation service company. As well as being an administrative worker, I have been responsible for reviewing and proofreading translated texts. Currently I reside in Japan, I often see things introduced into Japan from U.S.A. at fault. I wished to have correct it. I quit working as a temporary worker and decided to make translation works. 

However I can vividly remember I worked all night long and looked up words for phrases desperately in dictionaries. When the subjects of learning came up on my mind, I incidentally found Babel University’s web site and saw the contents. It filled with necessaries for translation. What I want to learn listed in “Institute for Literary Arts and Film Translation” page. I was impressed and decided to enroll. 

Obviously, finishing work in time is difficult for us. There is no curriculum for it-but the practical training is necessary. The way to do is getting the working scholarship. So I have applied, fortunately passed the exam and taken the first step. 

My top priority in translation is conveying culture without fault. My aim is to introduce the fun of the original film and literature. Getting the master degree is also one of the reasons why I chose Babel, however it seems it doesn’t matter. It depends on how much more effective I will become. (Student’s Transcript)

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バベルに入学を決めた理由/WSに応募した理由 Y.Sさん

Y.Sさん

ロサンゼルス在住、4人の子持ち主婦学生です。バベルについて、何より魅力であったのが、世界中どこにいても、オンラインで日本の学校とつながり、在宅で勉強できるということです。さらに、修了すれば修士号をいただけるというではありませんか。迷うことなく、入学試験を受けさせていただきました。ただし、メールと電話のやりとりだけなので、はじめは正直言って、まさかよからぬ詐欺ではなかろうかなどと、失礼なことを思ったりもしました(すいません)。ですが、いつも迅速丁寧に応対をしていただく方々に誠意を感じ、そして自分の最初のインスピレーションを信じることにしたのです。もちろん、それが正解でした。またワーキングスカラーシップにつきましては、学費云々よりも、素人の私に本物の仕事を体験させてくださり、またこれが、恰好の訓練になるというのですから、こちらも迷わず応募させていただきました。今のところ、2~3回お仕事をいただいただけですが、果たして私はいつ、この巨額を全額返済することができるのでしょうか?少々不安です。とりあえず今は、この年でまた学生に戻れた幸せをかみしめております。最後に、息子、娘たちよ、お母さんを見習って、もっと勉強しなさい。  

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Y.Sさん

I am a mom of 4 kids living in LA. I started to study at Babel University in October/09. Let me tell you about the reason why I decided to choose Babel. The best thing is that Babel has a 100% on-line program. That enables me to study at home even from LA where is far away from Japan. And I can still do my job as a mom. And the second best thing is that you can earn a master degree after you finish all the programs. It seemed perfect for me and I took the entrance exam right away. But to tell you the truth, I could not fully trust them at first because we communicated only through e-mails or phone calls. I had never seen them or never visited their place. I wondered, “Do they really exist? What if it is some kind of a fraud?” (Please, pardon me.) But all the people who contacted me were always exceptionally nice and friendly which was one of the reasons why I chose Babel. Of course it worked out very well. Working Scholarship is awesome , too! You can experience a real job as a translator despite the fact that you are just a student. And it is paid! (The money goes to your tuition.) Although it is not easy to manage both your curriculum and those works they assign to you, and most of you have your own job. But it is worth a challenge because it is definitely a short cut to becoming a professional translator. Now I am so happy to be back to school at this age. Hey kids, don’t you think your mom is cool, or what? (Student’s Transcript)

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BUPST、ワーキングスカラーシップを選んだ理由 岡田寿子さん

岡田寿子さん

翻訳を基礎から総合的に学べ、修士資格が取れる教育機関はBUPSTしかないと思い入学しました。私は、ある程度の英語力はあっても何が足りないのかがわからなかっ・スので、追求することもできずにいました。今は、BUPSTで学習するほどに、自分の弱点がはっきりと見えてきて、足りなかったパズルのピースを少しずつ埋めているような気分です。入学する前は、修士号を取れる能力など私にはないと思っていましたので、翻訳修士を目指すなどとは思いもしませんでした。でも、あまりにも大きな目標を持ってしまうと、当然、勉強はしなければならなくなり、自ずと入学前よりも時間の使い方が上手くなりました。今では、仕事と勉強の両立もできるようになり、その上、毎日が充実してきたように感じます。 ワーキングスカラーシップへ申し込んだのは、授業料が簡単に払える額ではなかったからです。 ワーキングスカラーシップの仕事をするということは、講義をこなすだけでなく、3つのことを両立するという点でも不安でしたが、先日、初めてお仕事をいただき、学習で蓄積した知識や技能を実践できる場だということに気がつきました。毎日の勉強、毎週の課題提出、返却された評価コメントの復習をする中で、クラスメートがいない通信制の場合、満足して喜ぶのも、落ち込んで解決するのもすべて自分自身です。もしこれがプログラムの全てだったとしたら、エネルギーはたくさんあるのに発散する場がない、ということになっていたと思います。でも、ワーキングスカラーシップの仕事で自分の成果を試すことによって、翻訳家の仲間入りをしたような感覚が得られます。 そして、また一歩先に向かって精一杯頑張ろう、と思わせてくれます。  

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Hisako Okada

I enrolled BUPST because it is the only educational institution which offers a comprehensive curriculum and a master’s degree for translation. I understand English to a certain level, but I couldn’t figure out what was lacking and pursue this lack of understanding. The more I study in BUPST, the more my weaknesses become clearer now and it is like I am gradually filling in the missing pieces. Before enrolling at BUPST, I had never expected to set my goal at a master’s degree because it seemed far beyond my ability. But if I have a lofty goal, I obviously have to work on it, and naturally I become aware of using my time more effectively. Now I am capable of working and studying in the same period of time. Moreover, I feel I am experiencing a quality life than before.

The tuition for BUPST was beyond my means, so I applied for working scholarship. This was also one of my worries, not simply doing this course, but completing three things altogether. The other day, I got my first job and it turned out to be one in which I could practice accumulated knowledge and skills. I study everyday, submit assignments once a week, and review professor’s comments on assignments returned. Without any classmates, I only have myself to share what I am satisfied with and to solve what I am disappointed with. If this was the extent of the program, I would have been full of energy but without a place to liberate it. But in the working scholarship program, I can have a sense of being a translator if I take this job as a practice of what I have learned. And that sense helps me to move forward, the best that I can. (Student’s Transcript)

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「私の挑戦ーBUPSTでの勉強」 小池 堯子さん

小池 堯子さん koikesan1

アメリカ生活20年、アメリカ人に日本語を教えているものの自分自身はいつしか日本語から遠ざかる生活を送るようになっていた。言葉は文化だ。じゃあ自分の文化の根底は?日本語と英語の接点は?そんな時バベルのニュースレターで無料のWS資格試験のお知らせを読んだ。 翻訳の勉強がしたい、でも経済的な問題があって二の足を踏んでいた私にとってこれは一つの機会だった。PCの知識が乏しく、PCを通しての学校という点に不安はあった。時間的な問題もあった。が、幸いWSに受かり1年次の学費の大幅免除という後押しができて、いろいろな不安を抱えながら思い切ってバベルへ入学という挑戦を行った。当初ウロウロする私に懇切丁寧に助言してくださった事務局の方々の対応もバベルという学校の姿勢が感じられ、それは現在も続いている。 また翻訳だけでなくPCのクラスもあり、限りなく勉強するチャンスに恵まれている。 課題を送りその添削を読みながらの勉強は大変だが、後は本人の努力あるのみと言い聞かせているこの頃である。

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Gyouko Koike koikesan1

I have been living in the USA for almost 20 years, and have been teaching Japanese for a long time, but I feel that I am losing my own language. I believe that language is a culture, so what is my root of the culture? Where is the crossing point between Japanese and English? When I was thinking those things I read the news letter from BUPST and found out about the Working Scholarship. I had wanted to study translation for a long time, but it was too expensive for me to take classes. Besides, I didn’t have enough knowledge using a PC, so I was very worried about PC studying. Also, since I was tutoring several classes per week, I wasn’t sure if I had enough time to study. Since it was free, I took the WS test anyway because wanted to find out what my translation level was. Fortunately, I passed my test and got the fellowship and was excused from half of first year enrollment fee. That was a big help! I decided to take the challenge and take classes at BUPST. At first I had no idea what to do, or how to do anything, but I got very kind help from the administration office staff, and that help is still continuing. There are also PC classes in addition to the translations classes, so if you would like to study more, then you can do more. Your opportunities have no limitation!

Of course it is very hard to study by yourself, sending your reports and checking what your mistakes are and how to make more accurate translations, but I’ve learned something since I started at BUPST last July. You are the main key to your own success. When you work hard you will get what you want, and when you work harder, then you’ll get even more. (Student’s Transcript)

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バベル翻訳専門職大学院とワーキングスカラシップの魅力 西村恵美さん

西村恵美さん

西村さん写真翻訳を本格的に学びたいと学校を探していたときに出会ったのがバベル翻訳大学院でした。これまでにいくつかの学校で講座を受講したことがありますが、自分にはバベルが一番合っていると感じています。同大学院の講座はオンラインで受講できることはもとより、内容的にも質が高く、質問フォームなどを通じて先生方と密にコミュニケーションをとることができます。始めはオンラインでは続かないかなと心配していましたが、自分の提出した課題に対する先生方のフィードバックがとても丁寧でわかりやすいため、次の課題はもっと頑張ろう、私の方こそもっと丁寧な解答を出そうという気持ちになり、楽しんで勉強を続けることができています。 また、ワーキングスカラシップ制度は講座で学んだことを実践する場としてとても有用です。初年度の学費が半額になることだけでも魅力的ですが、まだ学習中の身であることを承知の上で実務をやらせていただけるのは本当にありがたいことだと感じています。会社の仕事や学習との両立は容易ではありませんが、せっかく学んだことを学びっぱなしで終わらせないためにも、同制度の活用をお勧めします。

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一流のパラリーガルを目指して 木村 純子さん

現在私は、法律事務所で法律文書の英文翻訳の業務をしており、それらは主に外国の裁判所に提出する訴訟書面、企業の契約書、外国の法令などの英日翻訳です。 アメリカの大学を卒業し、法律事務所に勤務する私にとって、パラリーガルとして法律翻訳を仕事とすることは、語学力と法律事務の知識を同時に活かせる絶好の場となっています。 英語翻訳の仕事量の増加に伴って、扱う書類の種類も多岐に渡るようになり、私は基礎から翻訳を学び、実用性の高い翻訳スキルと能力をすぐ身につける必要性に迫られました。 学校選びの中で、最終的にバベルに入学を決めたポイントは次の理由からです。 ①インターネットで学習が出来ること(=仕事との両立が可能)、②修士号の学位が取得可能であること(=明確なゴールの設定)、③学生の大半が社会人であること(=社会人に配慮したカリキュラム)、④休学や履修期間の延長が可能であること(=海外出張や赴任、出産や育児など予測不可能な事態でも学習の継続が可能)、そして、⑤ワーキングスカラシップ制度があること(=学費が節約できて、さらに翻訳の経験が積める)でした。 ワーキングスカラシップでは、これまでに社内報用のアメリカの団体のニュースレターの英日翻訳や法令翻訳を経験させてもらいました。専門的な翻訳では、用語をインターネット等で調べながら進めていく必要があり、また正確性も求められるので、大変な面もありますが、良い勉強となっています。

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I am paralegal working at a law firm that handles mainly with the cases related to the corporative lawsuits overseas. My job is to help lawyers translating contracts or agreements between corporations, documents submitted to the court, and laws and regulations of some foreign countries when newly decreed or amended. In order to meet rapidly increasing workload of translation in the firm, I am required to become skillful paralegal, which means doing work faster, more accurate, and more professional. There are 5 reasons I decide to study at BABEL University Professional School of Translation and they are as follows: 1)E-learning; 2)Offering Master’s degree; 3)Majority of student body composed with part-time students having job; 4)Flexible with temporary leave and re-entry when long-term business trip or oversea transfer as well as childbirth and nursing; and 5) Offering working scholarship. Working scholarship system is one of the beneficial supports that BABEL provides for students by deducting a part of academic fees in exchange that students help BABEL’s translational work, and this system also provides students with good opportunity for the practice of translation and becoming aware of translational job. It has been about 10 months since I am enrolled at BABEL , I definitely improve my skill in translation by studying and tackling a tasks of working scholarship at BABEL. (Student’s Transcript)

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翻訳修士を目指し夢の「実現プロジェクト」の立ち上げ 齋藤美帆さん

齋藤美帆さん

英語大好き、文章を書くのも得意、読書が趣味、の私が描く引退後の長い(?)人生での夢のひとつは、海外で出版された書物を多く読み、その感動や驚きを日本語で多くの方に届ける、ということです。リーマン・ショック後の金融危機で一時仕事から離れたのがきっかけで、その夢の「実現プロジェクト」を立ち上げることになりました。米国在住で、いつ職場復帰するかわからない私には通信教育が条件でしたが、情報収集すればするほど、バベル以外に選択肢はないと確信するに至りました。まず、米国で正式認定された学位はバベルでしか取得できないと いうこと。実績や知名度のない身分では、非常に強力な信用につながります。次に、バベルが翻訳請負、出版、翻訳者派遣等、関連実務に深く関わっており、実社会での要求に沿った教育内容が期待できること、そして将来バベルを通じてキャリアの足がかり、発展につながる可能性が高いと考えたことです。30年以上もの実績があるのも、バベルの成功と信用度を裏づけすると考えました。 母と一緒に ワーキング・スカラシップを申請した一番・フ理由は、自分のモチベーションを高めるためです。受講科目の勉強、課題提出はチャレンジングで楽しいのですが、「自分のため」だけではない、もっとシビアで時間制限のある要素があると、能力向上の密度があがります。もちろん、早い時期から実務に慣れていくまたとない機会でもあります。今では、近い将来、翻訳にいろいろな形で携わっていくのも夢ではなくなったと期待が膨らんでいます。。

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Miho Saito

As a person who is in love with English, reading and writing, I’ve had a post-retirement dream plan of translating and conveying all the thrills and surprises I find in various books in English that I read. Taking advantage of free time while I was out of work during the financial crisis, I decided to get started to achieve that goal. I narrowed down my search by focusing on online education and came across Babel among several similar-looking options. Then, as I learned more, I came to be convinced that Babel would be the only choice for me because: 1) Only at Babel, you can earn an accredited master’s degree in the US which endorses your credibility; 2) Because Babel is also involved in related businesses including translation service, publishing and dispatching translators, you can expect hands-on learning and potentially expand your career opportunities through Babel after you complete the courses; 3) History of more than 30 years in the business shows how successful and sustainable Babel has been.

The main reason why I applied for the Working Scholarship was to raise my motivation. Learning courses and completing assignments is of course challenging and fun. However, I wanted something more strict and time-sensitive, something not just for myself, in order to improve my learning curve. Of course, it would also be the best way to have hands-on experience before I become independent in the future. Thanks to this opportunity that Babel offered me, I have been learning so much and now feel that my long-time dream is in the horizon! (Student’s Transcript)

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