文芸・映像翻訳家をめざす 中谷扶美子

中谷扶美子

以前から翻訳には興味があり、趣味で英訳などをやっておりました。就職先に難航しており、何か資格を取得したほうが良いと思っていたときにバベル大学院のことをフリーペーパーの広告で知りました。そして受験をして、入学することが決定しました。現在、文芸・映像翻訳を専攻しております。 私はアメリカに住んで20年ぐらいになりますけど、日本語と英語の両立を持続してきたことにより、翻訳をしたいと思えましたし、自分の翻訳の勉強を始めるための基盤になったのだと思います。英訳することは私の長所であり、英文の読解力もありますので、細かいニュアンスなども読み取ることができます。和訳に関しては、いま、バベルの授業で学んでおり、英訳と近いぐらいのレベルで翻訳することが出来ることを目指しております。 元々、映像関係の仕事に興味がありましたので、将来はバベル翻訳大学院(USA)で学んだことを生かし、映画やドキュメンタリーの字幕を作成する翻訳の仕事に挑戦してみたいです。そして最近は日本の児童文学にも興味がありますので、そういった作品を英訳して世界中の子供たちにも読んで頂けることに貢献していけるよ・、になりたいと思っています。また、翻訳者としては和訳も英訳もこなせるように自分の翻訳能力を幅広く向上させていきたいです。。

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翻訳で世界を結ぶ 岩崎雅さん

岩崎雅さん

 私が最初に翻訳に興味を持ったきっかけは、中学生の頃から洋楽にはまり、その訳文に興味を抱き、私も将来はそのように日本語と英語を駆使して異文化交流に貢献していきたい、そんな思いを馳せるようになったことでした。それから自分で調べていく中で、翻訳という仕事に就くためにどうするべきかを考えたとき、本気で翻訳のプロを目指すのであれば大学院で学ぶことは今や世界の常識になっていること、そして世界でも認められた資格がとれる大学院に行く必要があることを感じました。 そんなとき、現在通っている大学の先生(バベル翻訳大学院を卒業)に同大学院を勧められたことがきっかけとなって、受験することを決意しました。同大学院の魅力は、日本にいながらにしてアメリカのアクレディテーション機関認定の学位がとれるということです。さらに、ワーキング・スカラーシップ生として学びながら翻訳者としての実績を積めるということで、即戦力として働ける実力を身に付けることができると期待しています。 翻訳という業務は、国同士の懸け橋となって世界を結ぶ仕事でもあります。「翻訳があって初めて世界が交流できる。翻訳がなければ何も伝わらない」。この言葉を胸に、そしてまたモチベーションとして、異文化交流に貢献したいと思います。

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海外経験で翻訳の重要性を知る 成田美和さん

[caption id="attachment_577" align="alignleft" width="80"]成田美和さん (日本) 成田美和さん
(日本)[/caption] 成田美和さん

 独身時代にはアジア、結婚後はアフリカでの滞在経験から身にしみたのは、世界公用語で受発信できる技術の重要性と、その表現が豊かであればあるほど、あらゆる分野で強みになるということでした。 帰国後、今思うと何かのご縁だったのでしょうか。高齢者の訪問介護員として井の頭通りを自転車通勤する際、バベル吉祥寺校の玄関先を幾度となく通り過ぎながら、漠然と日本の超高齢化社会とアジアアフリカ始め国際社会を有機的に結ぶ仕事はできないかと考えるようになりました。途上国の小さな書店を回り面白い本を探すのが好きで、いつか未翻訳本を出版してみたいという夢もありました。  日本人として忘れられない2011年3月に、バベルのチャレンジ受講制度に応募を決め、11月に翻訳基本ルールを修了、ワーキングスカラシップ生となるチャンスを得て現在に至ります。まだ始めたばかりですが、早くも業務に関わることで翻訳界の先輩たちの息吹に接し、励みになります。今の目標は、まず頼れるカウンセラーと共に作った学習計画書を遂行することです。その上で、BRMのシノプシス作成業務などに携わるのが中長期的な目標です。オンザジョブで学びながら職務経歴となるスカラシップ制度、不惑を超え大学院生となった者として大いに活用しています!

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翻訳は日本とつながるツールの一つ 上品 朋子さん

上品 朋子

 私は幼い頃からアメリカに住んでいて、日本にも殆ど帰っていません。従って昔から日本との繋がりも殆どありませんでした。その為、翻訳はある意味その数少ないつながりの一つでした。例えば本を読んでいる時、「これが日本語だったらこんな感じかな」と想像してみたり、翻訳された物を読んで「私だったらどう翻訳してたかな」と考えてみたり。 他にも、母の為に説明書等を翻訳したりと、翻訳は私にとって日常の一部でした。ですが、その翻訳を「仕事」にするには不安があったんです。ちゃんと勉強して翻訳を覚えたわけでもないのに、翻訳家になっていいんだろうか?と。  そんな時、母からバベル翻訳大学院の事を聞きました。私は直ぐにバベルのホームページを確認して思ったんです。「此処なら私の望むような翻訳家になれるかも」と。また、ワーキングスカーラーシップがあるのもバベルを選んだ理由の一つでした。勉強をしながら経験をつめる上、学費も安くなる、という所が私には魅力的に感じたので。  私は少しせっかちですが、落ち着いてバベル翻訳大学院でベストを尽くしたいです。

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上品 朋子

I have been living in the United States since I was small, and have not went back to Japan that much. Therefore, I did not have much connection with Japan since then. Because of that, translation was in a way one of that few connection I had with Japan. For example, while reading some book, I would imagine “how would this be like in Japanese” or when reading some already-translated things and think “wonder how I translated this if I did it myself?” and think up the translations in my head. Other than that, I have translated things for my mother like instruction manuals and so on; translation was practically part of my life. But still, I had some worries when it comes to making that translation to my “work”. It was not like I studied translation properly; was I really good enough to be a translator?

It was then that I heard about Babel University Professional School of Translation from my mother. So I went and checked out Bebel’s homepage immediately, and it made me think that “I might be able to a translator that I want to be if I learn here” so I chose here. Another reason I chose Babel was because it had the working scholarship system. To be able to gain more experience while learning and have my tuition lower was really appealing to me. Though I am a little impatient, I would like to calmly do my best at Babel University Professional School of Translation.

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運命の作品に出会うためのセコンド・スキル 黒岩克彦さん

黒岩克彦

30数年間都内の高等学校で英語を教えていましたが、この3月で現役を引退し、以前より興味のあった翻訳の勉強を本格的に始めようと4月より大学院の文芸・映像コースに入学しました。一般教養書のドキュメント関連の出版翻訳を目指しています。自分で納得した作品を一つでも多く残せたらと思っています。こ
の年齢で何ができるのかと自問することもしばしばですが、可能性を信じて頑張ろうと思っています。
書店で自分が翻訳した本を目にした時の嬉しさはどんなものかと想像しています。以前(30年程前)バベルの通信講座を受講していました。当時は現在程IT環境は整備されておらず、分厚い紙の辞書と格闘したり一日中図書館や資料館を歩きまわりながら、翻訳という作業の実感を得ていたように思います。課題の答案も手書きでした。返却された答案の赤入れを見る度に、「翻訳力」は原語(英語)と翻訳語(日本語)に対する深い理解はもちろん、翻訳語に対する鋭いセンスが必要であることを痛感しました。いわゆる英文和訳ではないと頭では理解していたつもりが、現実の厳しさにため息ばかりの日々でした。 今や翻訳を取り巻く環境は大きく変化しています。進歩の著しいIT技術は翻訳には不可欠となりました。とりわけネット環境の進歩により、時間的・地理的制限を受けずに情報収集や事務処理ができるようになりました。ITなしでは「翻訳」は語れないとまでは言いませんが、今の時代、翻訳会社に所属するかフリーランスかに関わらず、IT技術に習熟することは、本来の翻訳力である「原語と翻訳語に関する理解」と同じ程度に「翻訳」に必要なスキルです。もちろん翻訳する分野の専門的知識や理解も翻訳力に直結するスキルです。IT技術、専門知識、日本語力、マネジメントに関する法律知識等は、今や誰もが認める翻訳をサポートするセコンド・スキルになっています。 ではこれだけのスキルを習得すれば、本当に納得のいく翻訳ができるのかと考えた時、何か足りないものがあるように思えてなりませんでした。そこで、その足りないと感じているものを明らかにするために、「翻訳」という一連の作業を、少々乱暴ですが大きく二つに分けてみました。先ず「何を翻訳するのか?」という部分と、「どのように翻訳するのか?」の二つに分類します。IT技術や専門知識の理解は、「どう翻訳するのか?」をサポートする翻訳スキルであって、「何を翻訳するのか?」に対する答えを見つけるためのスキルではないように思えます。殆どの場合(主に産業翻訳がそうですが、出版翻訳の場合でも、出版社や依頼主の意向を受けて翻訳する場合は同じ構図かと思います)、この「何を翻訳するのか?」を翻訳者本人が選択する余地は殆どありません。翻訳すべきものは既に翻訳者とは別に選択されており、翻訳者が先ず直面するのは、与えられた題材を「どのように翻訳するのか?」であって先程のスキルはこの課題を解決するためのスキルなのです。 急速な時代の流れと変化に即座に対応していくことが不可欠なビジネスにおいて、「何を翻訳するのか?」まで翻訳者の選択に任せていては、激しい競争を勝ち抜くことは難しいでしょう。文芸翻訳の世界でも、必要とされるスピードの違いはあっても、背景となる構図は同じことだとも言えますが、他の分野よりも少しだけ「何を翻訳するのか?」を選択することが翻訳者に与えられていると思っていますし、そうした環境で翻訳できればというささやかな望みを持っています。そんな呑気なことでは生活できない」とか「趣味で翻訳しているわけじゃない」という厳しい批判が聞こえてきそうです。しかし私は、この「何を翻訳するのか?」を広い視点から選択できるセンスを、今後の目指すセコンド・スキルにしたいと思っています。 作品選びから始まる卒業作品の講座で、このあたりをしっかりと指導していただけると期待しています。世界中に無数にある題材の中から、時代が求める作品を的確に選択するスキルは、何か目に見える特別な訓練で身に着けるというより、社会に発信する責任を負った翻訳者として常に心得ておきたい心構えと言い換えた方が適切かもしれません。 今、社会が必要としている情報は何か、将来を見越して今発信するべき情報は何かを見据えたセンスです。少なくともこの選択に翻訳者として関与できることで、自分が属している社会にコミットしているという実感が持てるようになりたいものです。もちろん翻訳作品は商品ですから、商品としての評判を高めて多くの読者を獲得することが求められます。これを扱うスキルがいわゆるマーケティングです。「何を翻訳するのか?」「翻訳で何を社会に発信するのか?」「社会が必要としているものとは?」という問いに対する答えを探すことも、広い意味でのマーケティングと言えないでしょうか。ビジネスの世界に疎いので、このような拡大解釈が可能なのか自信はありませんが、少なくとも社会に情報を発信しようとする翻訳者が忘れてはならない視点であるし、翻訳者として身に着けたいスキルです。 翻訳全体の歩みは遅くなるかもしれませんが、翻訳者自身の興味関心に裏付けされた選択であり、しかも自らが選択した責任とも相まって翻訳に対するモチベーションが高まり、結果として「原語と翻訳語の理解」、とりわけ翻訳語に対する意識、そして関連する専門分野への理解等、つまり「どのように翻訳するのか?」に対する姿勢にも良い効果をもたらすと思っています。昨年、バベルが主催する共訳プログラムに参加する機会を得ることができ、今年の6月頃に出版予定です。この翻訳作業の中で感じたのは、訳語の選択や文体等、本来「どのように翻訳するのか?」に関わるはずの事柄が、「何を翻訳するのか?」というテーマに深く絡んでいるという点でした。言い換えれば、「何を翻訳するのか?」が著者の「何を社会に対して発信したいのか」という視点にどこまでシンクロできるかが翻訳の質を左右するという当たり前の事実でした。 未だ勉強は始まったばかりですが、翻訳すべき運命の作品に出会うことを密かに期待している毎日です。

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IR翻訳を専門的に学びたい 前田 雅代

前田 雅代

バベル大学院を選んだ理由については、第一にIR/金融翻訳の専門コースがあったことが挙げられます。元々経理や財務には興味がありましたが、大学在学中に、米企業のIRを研究する機会があり、日本の一般的な株主報告書との違いに、とても興味を持つようになりました。 その後、日本でもIFRS(国際会計基準)などの導入を控え、各企業がIRを積極的に発行するようになったことを知り、個人的にスターバックスなど日本に進出している企業のIRを勉強し、その翻訳についても需要が高まると予想される中で、IRを専門的に学べる翻訳学校はまだ少なく、ぜひバベル大学院にて学びたいと考えました。  また、ワーキングスカラシップ制度があることも、バベル大学院を選択した理由の一つです。アメリカの大学在学中も、スカラシップを取っており、単に学ぶだけではなく、同時に職務経験も積むことができるワーキングスカラシップの制度をぜひ利用したいと考えました。

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医薬翻訳者を目指して将来へ ハースィ マンディ

ハースィ マンディ

2002年に初めて日本に住む機会が与えられ、日本の素晴らしさに感銘を受けた私。日本の人々、風景、文化などに出会い、私にぴったりあうように感じました。日本語も、ひらがな、カタカナ、漢字の三つの字体があり、大変奥が深い言語だと思います。そして、日本語の勉強をすればするほど、その奥深さに感動します。一生学んだとしても、日本語の知識はほんの僅かしか身に付かないと圧倒されます。 その後、子供が生まれたので、もちろん子供と一緒に日本語を学ぶことにしました。そのために、まず自分の日本語能力を出来るだけ高めないと。日本語を親子で学ぶと決心してから、毎日日本語にどっぷりつかって過ごしています。現在、子供達に追い越されまいと必死に勉強に励んでいます。 外国語を学ぶと、自分の言語から、また自分の言語に切り替える必要が数多くあります。子供達に、『それはなんという意味?』と聞かれたら、英語から日本語に変えるのは日常茶飯事です。そうするうちに、自然に翻訳や通訳の仕事を始めるようになりました。しかし、自分の翻訳レベルは大変低くて、翻訳が正・mかどうか全く分からないので、焦ることもよくあります。もっと正しい翻訳が出来たらなと考えたことは何回もあります。 翻訳を正式に学びたいと思い、色んな学校のプログラムを調べました。その際、バベル大学院を翻訳のウェブサイトで初めて知りましたが、最初は学費に戸惑いました。単に翻訳講座をいくつか受けるより、認定された大学院で翻訳を習った方が基礎から徹底的に学べますが、金銭的には不安を感じ・・・。そのとき、バベル翻訳大学院のワーキングスカラシップ制度の存在を知って、早速入学の申し込みをさせて頂きました。幸いに、ワーキングスカラシップ生と認められたので、学費を稼ぎながら勉強ができて、一石二鳥。 これから、医薬の分野に進みたいと思います。息子は医者になるのを目指しているし、医薬翻訳の需要はこれからますます高まると考えていますので、翻訳の出来る人がさらに必要となるでしょう

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Haase Mandi

I was first introduced to the mysterious and beautiful country of Japan in 2002. I immediately fell in love with the culture, scenery, and people of Japan. However, at that point I could not speak, read or write Japanese. Determined to understand and communicate with the people around me I began to study Japanese in earnest, and have not stopped studying since. Even after moving back to America two years later, my passion for Japanese has not decreased.

After having children, I decided that I would continue learning Japanese with them. At first teaching them basic vocabulary was easy, but as they got older, I found myself having to study even more diligently in order to keep up with their learning pace! It was at this point that I first contemplated the idea of working in translation. I wanted to be able to explain to my children in Japanese material that I had read or hear in English.

As a volunteer, in 2007 I completed my first work of translation. I was astounded at how difficult translation was, and realized that just being fluent in two languages does not make one successful in translation. At this point I began researching various translation schools, but none of them offered a degree in translation. I felt that merely taking a few classes would not be enough to develop skills as a translator.

Recently, I heard about Babel University of Translation. Babel is an accredited university that offers a Masters degree in translation, which was exactly what I had been looking for. Furthermore, the working scholarship system allows me to earn my tuition while studying. This was the ideal situation for me, so I immediately applied. To my great delight, I was accepted into the university and working scholarship program.

The Babel university classes are challenging and very well organized. Although I have just begun classes, I have already found myself improving in my translation skills.

In the future I hope to work in medical translation. My son aspires to become a doctor, so I have a vested interest in this area. Also, I believe there is a high demand for quality translation in the medical field, which will allow me to be able to hopefully find steady work in the future.

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人との関係を築くため、翻訳界に貢献したい ジャネット トービ

ジャネット トービ

幼いころから、言葉に関連した仕事をしたいと強く思っていました。大学で英文学を専攻し、言葉に対する関心が増えて来ました。同時に、日本史など日本の文化に興味が広がって来ました。日本語を勉強するきっかけで、2008年に大学を卒業し、来日しました。すぐに、日本語の学校に入り、日本語能力試験N2に合格するため、一生懸命勉強しました。日本語が上達するにつれ、私はより自立できるようになりました。さらに、人とのコミュニケーションが円滑にできるようになり、友達など知り合いの気持ちをちゃんと理解することができて、日本の文化に対する関心も増えました。 上級レベルの日本語を勉強してから、一番気付いたのは文化にかかわらず、各言語に同じような言葉など表現が存在するということです。やはり、人類はひとつなので、結局表したい気持ちは同じです。意思の疎通を図るため、コミュニケーションの重要性は否定できないと思います。人との関係を築くため、翻訳界に貢献したいと思っています。 2011年から2012まで、さまざまな翻訳会社で翻訳者として働いておりました。この時に、主に技術関係のある翻訳をやっておりました。仕事をしながら、先輩など周りの同僚から、いろいろな翻訳についてのテクニークを教えていただきました。そこから、技術に対する興味が増えて来ました、そのスキルを伸ばしていくため、バベル翻訳大学院に申し込むことにしました。他の大学院と違って、バベルでは、専門分野を勉強する機会があり、翻訳者としての長い経験をした講師から教えていただく機会がとても良いと思います。

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夢に向かって 水田希美

水田希美

二年前、週一回の翻訳コースに通い始めたのが私の翻訳との出会いです。 水田さん写真ロンドンに住んで20年。日本語と英語を使うのはごく自然な環境でした。 それから漠然と翻訳家になろうと思ったものの、しばらくコースに通った後、曜日が合わずに一年以上その思いは頓挫していました。
昨年夏、ロンドンで出ている日系週刊誌にバベル翻訳大学院(USA)ではインターネットで授業全てを受講できるという記事が載っており、私の翻訳家への思いに再び光が差した思いでした。
「これなら今の仕事を続けながら修士号をとって、翻訳家になれる」私はすぐに応募しました。と同時に、いづれは翻訳で生計を立てていくにあたり、在学中にお仕事をさせて頂けるワーキングスカラーシップは、何よりも「力をつける」と「授業料の免除」という二点において、とても魅力的な制度でした。お蔭様でこの十月から院生、ワーキングスカラーシップ生として勉強を始めました。ゴールはまだまだですが、今それに向かって走り始めたところです。皆さんもぜひご自身の夢実現のため、院生、ワーキングスカラシップ生となり、一緒に目標に向かってがんばりましょう。

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Mami Mizuta

I started a translation course once a week two years ago, which was my first step to learn about translations.

Living in London for twenty years, it is quite natural for me to use both English and Japanese in my daily life. Since then, although I vaguely imagine myself being a translator in the future, I couldn’t continue with the course because of my work. Therefore my dream had to keep hold.

Last summer, I saw an article in a Japanese weekly magazine about the Babel University Professional School of Translation here in London. I read, “At the Babel University you can attend classes online and complete the course by internet.” I felt that my dream would surely achievable this time.

“I could continue with my work and get a Master Degree in Translation. I would pursue my dream to be a professional translator.” I applied immediately.

At the same time, because I want to be a professional translator in the future, it is very important to get some work during the course. Moreover, to get some experience and financial support through scholarship seemed the best possible idea.

Luckily, since last October I have been granted a working scholarship and am now studying the course. My journey towards my dream has begun.

Get on board and start your dream journey also!(Student’s Transcript)

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医薬翻訳家をめざして奮闘中! 大塩由利香

大塩由利香

イギリス留学から日本へ帰国し、自分が本当にしたいことはなにかとあれでもないこれでもないとしばらく考えていました。そんななか、以前から医療に興味があり、英語力も同時に生かせる医薬翻訳者の存在を知りました。 でもせっかく学ぶのであれば、きっちり基礎から専門である医薬まで学びたい、自分のペースで進められる通信制がいいという私のわがままな条件を網羅していたのがバベルの翻訳修士号でした。しかし、「大学卒業以上」という入学資格を見た途端、大学の学位すら持っていない私はだめだと思いました。でも、何週間経った後もやはり気になり、思い切って問い合わせてみると、意外にもぜひ試験だけでも受けてみるとよいとの答えをいただき、早速受験することにしました。幸運にも学費が一部免除となるWS生として入学を認めていただくことができました。このスカラシップの良いところは、実際の翻訳業務に携わることによって、翻訳を学びながら実績を積むことができ、それだけでなくBRMのリサーチ業務など翻訳を行うまでの過程や翻訳が終わってからの校正など、本当に翻訳家として働くとなったらどのような流れで進んでいくのかという体験を学生のうちにできることです。 そうはいいつつも、WSの業務とBUPSTの勉強と仕事の3つをバランスよく時間配分をするにはまだ時間がかかりそうです。WS業務をやってみると、一見量があまりなくても内容によっては予定より大幅に時間がかかってしまったり、どうしてもしっくりくる訳文が思いつかず行きづまったりしてしまうこともあります。こういった経験を生かしながら、将来は医薬翻訳家として活躍し、翻訳を通じてずっと目標としていた人間や動物の医療また福祉への貢献を実現したいと思います。

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