文芸翻訳家を目指して 堀口 潤子さん

ある日、レストランで手にした雑誌の中に、バベル翻訳大学院の生徒募集の記事を見つけました。私は小さい頃から本が好きで、文章を書くことが好きでした。その記事に心惹かれ、家に帰って早速大学院のウエッブサイトを開いてみました。そこから伝わってきた 翻訳家としての使命や 働きは、実は 私が心の深いところで自分が生涯にわたってやっていきたいと思い、目指していたこととぴったり重なったのです。 翻訳の仕事こそ、今まで自分が積み重ねてきたこと、 自分の生い立ち、また ハワイに移住し、英語を通して人と交わり、両者の間で豊かさや困難さを日々味わっている経験も全て生かせる働きではないかと思ったのです。その後、迷わず入学試験を受験しました。結果、入学することができ、学べるチャンスを与えて頂いて心から感謝しています。

バベル翻訳大学院を選んだ理由は沢山あります。まず内容の濃い、質の高い授業が受けられること。また一人一人にカウンセラーがついてくださり、卒業までサポートしていただけること、それから仕事に至るまで総合的なサポートが受けられる実践的なプログラムであるのが特に心強いところです。 また世界の何処にいてもインターネットで全ての授業が受けられ、 学びを継続できます。通学に時間を取られることもなく、一日の限られた時間を本当に必要なことのために用いることができます。他に仕事をもっていたり、小さな子供との時間や、急な子供の病気、また親の介護を犠牲にすることに心を痛めることなく、自分のスケジュールに合わせて同時進行で学び続けられるのは願ってもないことです。様々な ニーズに応えるこの学習スタイルは、時代の先を先導するパイオニアであると確信します。

これから文芸翻訳家を目指して、両方の言語、歴史、文化をより深く学び、翻訳技術を磨き、豊かで、質の高い翻訳を産み出していけるように、この機会を最大限に生かしていきたいと 思っています。
作品との出会いを大切にし、翻訳を通して、相手の心に深くふれる言葉を届けていくことが目標です。縁があって住むことになったハワイのこの土地で産み出されている作品にも注目していきたいと思っています。