バベルは40周年を契機に、15周年を迎える米国翻訳大学院をバックに、圧倒的に優位な専門別の翻訳サービスプロバイダー創りを準備中です。
・出版翻訳サービスプロバイダー
・リーガル翻訳サービスプロバイダー
・IR翻訳サービスプロバイダー
・多言語・WEB翻訳サービスプロバイダー
・特許翻訳サービスプロバイダー
・医薬翻訳サービスプロバイダー
すでにバベルの様々な媒体でお伝えしてありますように、EU発のISO17100、翻訳の世界基準が4月24日に発行されました。
これは翻訳会社(翻訳者含む)として必須の基準ではありませんが、我々が目標とする一つの指標となります。
この観点では、まずは以下がグローバル翻訳プロバイダー(翻訳会社)としての第一の目標となります。
1.登録翻訳者の資格を確固たるものにする。
登録者がバベル翻訳大学院(USA)のマスターディグリーを保持していること。
https://www.babel.co.jp/edu
また、一般社団日本翻訳協会の翻訳検定試験で専門分野の2級以上を取得していること。
http://www.jta-net.or.jp/about_pro_exam_all.html
2.翻訳生産工程の品質管理を徹底する。
翻訳―リバイズ -レビュー -プルーフリードの工程順守。
*レビューは状況により判断する。
顧客の要望、翻訳生産効率、効果を考え必要な場合はCAT(Computer Assisted Tool)を活用する。
3.プロジェクトマネージメントの技術を獲得する。
プロジェクト管理者は日本翻訳協会実施のプロジェクトマネージャー資格基礎試験を取得、プロジェクト管理の基本を習得していること。
http://www.jta-net.or.jp/about_pro_exam_tpm.html
プロジェクトマネージャー資格基礎試験内容
1.時間管理(TIME MANAGEMENT)
2.人材管理 (PERSONNEL MANAGEMENT)
3.資源管理 (DATA & RESOURCES MANAGEMENT)
4.コスト管理 (COST MANAGEMENT)
5.顧客管理 (CLIENT MANAGEMENT)
6.コンプライアンス管理 (COMPLIANCE MANAGEMENT)
その上で、更に、翻訳サービスプロバイダーとしての絶対優位を獲得するために、以下を目標とします。
1.教育的機能の充実―教育的翻訳サービスプロバイダー
2.研究的機能の充実―研究的翻訳サービスプロバイダー
具体的には、以下を目標とします。
1. 教育的機能の充実
翻訳の仕事をしながら技術の向上を実現するために以下を実施する。
・翻訳者に対するリバイズ、もしくはレビューのデータのフィードバックの徹底
・大学院での継続教育機会を提供
・日本翻訳協会の資格検定を実力認定の基準とし、継続受験の機会を提供する
2.研究的機能の充実
翻訳サービスプロバイダーとしての研究機能強化し、翻訳技術力を向上する。
・クライアントへの貢献のための翻訳マーケット研究
・効率、効果的翻訳を実現するための翻訳テクノロジーの研究
・翻訳技術の進歩革新に対応できる翻訳教育の研究
・Bilingual Managementの方法研究
更には、翻訳業としてのプロフェショナリズムを高めるために今回の特集で触れているように登録翻訳者には、翻訳者の倫理、行動規範(Code of Conduct)を心掛けてほしいと考えています。
1.一般的規律
・一般倫理・法令順守
・品位
・情報の悪用の禁止
2.顧客との関係
・秘密保持
・専門職としての注意義務
・利益相反行為
・正直性
・説明責任
3.提供するサービス
・高い水準のサービス
・保証
・自身によるサービス
・監督責任
・手に負えないものを引き受けない責任
・サービス料金と内容・条件の開示
4.同業者との関係
・清廉性
・相互扶助と連帯
・同業者の批評
・職業基準の確立
5.水準の向上
・自己啓発
・査読及び校閲
バベルグループがめざす専門別グローバル翻訳サービスプロバイダーは米国翻訳大学院、翻訳研究所と連携を図り、規模の利益を追わず、真に日本の翻訳業界、世界の翻訳業界を先導する組織でありたいと考えています。
関係者の方々の協力を改めてお願いいたします。
以上
– 副学長から聞く - 翻訳専門職大学院で翻訳キャリアを創る方法
海外からも参加できるオンライン説明会
◆ 卒業生のキャリアカウンセリングを担当する副学長が、入学及び学習システムからカリキュラム、各種奨学金制度、修了生の活躍、修了後のフォローアップなどを総合的に説明いたします。
◆ 海外在住の方にも参加いただけるように、インターネットweb会議システムのZoomを使って行います。 奮ってご参加ください。Zoomのやさしい使い方ガイドはこちらからお送りします。