説明
最恐、伝説の毒使い
「毒は女の武器」――アガサ・クリスティ
夫を殺したい妻たちに美容化粧品として毒を販売していた女性、小売店のチョコレート菓子をストリキニーネ入りの菓子とすり替えた女性、近現代のシリアル・キラーなど、本当に恐い女性毒殺者たちのドラマ。
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歴史上有名な、毒を用いて敵や周囲の者を陥れたとされる女性たちや、地位や権力を求めて、あるいは保険金目当てに家族を亡き者にした女性、近現代のシリアル・キラー、夫を殺したい妻たちに美容化粧品として毒を販売していた女性、小売店のチョコレート菓子をストリキニーネ入りの菓子にすり替えた女性など、世界の女性毒使いの系譜をたどる。彼女たちは、なぜ毒を用いて犯行に及んだのか。冷酷無比な極悪人だったのだろうか、あるいは本当に毒殺者だったのか。
動機を大別し、事件の背景や彼女たちの生涯、用いた毒の種類、後に与えた影響など、恐ろしくも魅惑的な毒婦たちを、著者自らが描いたイラストレーションで紹介する。
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[目次]
[上巻から続く]
第3章 金と欲
◉ロバータ・エルダー ◉アンナ・マリー・ハーン
◉エイミー・アーチャー=ギリガン ◉イヤ・ムラノ
第4章 権力と政治
◉ルクレツィア・ボルジア ◉武則天(則天武后)
◉ラナヴァルナ1世 ◉カトリーヌ・ド・メディシス
第5章 怒りと復讐
◉ド・ブランヴィリエ侯爵夫人 ◉ティリー・クリメック
◉フランセス・ハワード・カー ◉蟲毒を盛る者
第6章 愛と執着
◉ナニー・ドス ◉クリスティアナ・エドマンズ
◉ルイーザ・コリンズ ◉ジェーン・トッパン
謝辞
参考文献
索引
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