説明
★内容★
1998年『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス』誌に出した個人広告をきっかけに知り合ったレポーターのリッチと結婚し、充実した毎日を送っていたアビー。だが二人の幸せな生活は、2000年、犬の散歩中にリッチが交通事故に遭い、脳に重大な損傷を負ったことで一変する。
一時間前のことも、事故のこともおぼえていない。今この瞬間を生きるリッチ。彼との生活、自分の生活をどうするか。最初は一匹だったのが二匹、三匹と増えていく犬たちとのほのぼのとした交流がアビーを癒していく。
さまざまな思い出を織り交ぜながら、事故からの五年間を赤裸々に綴った珠玉の回想作
★著者★
著名なサイエンス・ライターであるルイス・トーマスの娘。四人の子供と孫が一人いる。マンハッタンのアッパー・ウェストサイドに長く住み、書籍の編集者・エージェントとして活躍。その後執筆活動に入る。本書は5作目。夫のリッチは2007年1月1日に他界。現在NYのウッドストックに住む。新作”Thinking About Memoir(2008年発行)”がある
★書誌情報★
原書:A THREE DOG LIFE
タイトル:スリードッグライフ
著者:アビゲイル・トーマス
訳者:岩泉くみ子、本多惠子、向谷裕子
監訳:柴田裕之
ISBN:978-4894490925
出版社:バベルプレス
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