説明
★内容★
○再び読む人が読むガイドブック:どこまでがフィクション?
日本でもこれまで150万人以上の人がダ・ヴィンチ・コードを読んでいます。角川書店のダ・ヴィンチ・コード掲示板によれば、多くの人が、「面白くって一気に読んでしまった。今度はいろいろ調べながらジックリ読みたい」「どこまでがフィクションなどか追求したい」などの意見が多くあります。 →パリのホテル リッツ(The Ritz Paris )から始まる主人公ラングドン教授が、宿泊するリッツホテルからFodor’s ダ・ヴィンチ・コード ガイドもはじまります。
そしてDCPJの警部補に真夜中、たたき起こされ、そして1枚の写真を見て…どんどん読者を惹きつけていきます。 2003年3月(邦訳は2004年5月)発刊以来、世界で2500万人が読んだ大ベストセラー『ダ・ヴィンチ・コード』の映画化に合わせ、舞台となるパリ、ロンドン、ローマの三都市を中心に、150以上の写真と図版で物語に出てくる場所や建造物、そして歴史的な出来事を掘り下げて解説する。『ダ・ヴィンチ・コ-ド』ファン必読の一冊。
・舞台となる教会・美術館のフロアー図も豊富。
パリ・ロンドン・ローマ・エジンバラと現地ライターお薦めの取って置き、レストラン、パブなども紹介!!
★ウォルト・ディズニーと聖杯の関係★
この『ダ・ヴィンチ・コード』の中でなるほどと思ったことが2つあります。ひとつは、聖杯の物語が隠喩や象徴を使って多くの芸術差品によって、語り継がれているという点です。「アーサー王伝説」からモーツアルトの「魔笛」にいたるまでたくさんあるというところです。
その上、ダン・ブランウンは、ディズニーの作品にもこれが見られるというくだりです。確かに、子どものころ「眠り姫」「眠れる森の美女」『白雪姫』など似たような筋のお話がこんなたくさんあるのは、なぜだろうと思ったことがありました。ひょっとするとわが国の語り継がれていることにも、まだ気づかない「隠喩や象徴」が解きあかされないで眠っているのかもしれません。
「隠喩」がテーマとなっていた作品で思い出すのは、ノンフィクションでしたが梅原さんの「隠された十字架 法隆寺論」でした。もちろんほかにもたくさんあるのでしょう。なにせ私自身が「隠喩・象徴」に弱いから感じられないのでしょう。
タイトル:ダ・ヴィンチ・コード謎の旅ガイド
企画・編集:バベルプレス
編集協力:㈱エイチ・アイ・エス
訳者:阿曽ゆり子、小西恒彦、近藤佐江子、尚英Iグレアム、鈴木晶子、堀江真知子、
嶺井優香、村田勝利、山崎信夫、山崎美紀
ISBN:4-89449-046-3
出版社:バベルプレス
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