説明
「仕事に遊びなんて必要ない!」「遊びは堕落につながるじゃないか!」
「勉強のじゃまよ!」…いいえ、そんなことはありません。
普段の生活にも、仕事にも、勉強にも、
「遊び」を取り入れてこそ輝ける人生が送れるのです。
殺人犯からノーベル賞受賞者まで6000件以上に及ぶ「遊び歴」と
「遊び」を研究して30年の著者が、
「遊び」の本質とパワーを解き明かす『遊びスイッチ、オン!』
★内容★
「遊び」と聞くと、子どもたちの問題でしょ?
とか、いい年をした大人が遊んでいいの?など、
恐れと疑いが入り混じったような気持ちが湧いてくるのではないでしょうか?
多忙な日々を送っている現代の大人たちは、
自由な時間が持てなかったり、
「遊びには害がある」などと言ったりして、
頭から決めてかかるものです。
果たして、本当に大人に遊びは必要ないのでしょうか?
タネンは既に『わかりあえない理由-
男と女が傷つけあわないための口のきき方10章』(講談社)などの著書で、
人間関係におけるコミュニケーション・ギャップの実態と原因を分析し、
双方がわかりあうためのコミュニケーション方法を紹介しています。
本書の著者は、30年以上にわたり、
「遊び」と様々な分野の人たちの「遊び歴」を研究してきた、
医師で心理学者のスチュアート・ブラウン博士。
博士はこう言っています。
赤ちゃんと両親、とりわけママとの「調和のとれた心の結びつき(調律現象)」
に始まる「遊び」の経験は、子どもの人間形成はもちろん、
大人になってからの能力や社会生活にも大きな役割を果たしています。
米国ジェット推進研究所(JPL)が人材の採用にあたって
「遊び」の経験を重視するのには、ちゃんと理由があるのです。
それだけではありません。
「遊び」は、のしかかる様々な抑圧から私たちを
“解き放ち”、視野を広げてくれる、とても重要なもの。
普段の生活に「遊び」を取り入れれば、
イライラするストレスフルな日常が一変、
笑いに包まれ、ささくれた心が穏やかになるでしょう。
仕事に取り入れれば、人間関係がスムーズになり、
インスピレーションや創造性、革新性の源泉となります。
「遊び心」を持ち続ければ、
生涯にわたり生き生きと心豊かに生きる糧となります。
遊びは、変化に適応して生き抜くために
動物が長い進化の過程で自然に身につけてきたもの。
そしてわれわれ人間にとっては、
個人と社会に調和と喜びと発展をもたらす上で、
なくてはならないものなのです。
「遊び」は一生もの、子どもの専売特許じゃない!
さあ、今日からあなたも、遊びに夢中になる自分を許して、
忙しい日常に喜びを見出す、
「遊びが心がわかる」大人になりませんか?
★著者★
スチュアート・ブラウン博士(STUART BROWN,M.D.)
医師、精神科医。
ナショナル・インスティテュート・フォー・プレイを創立。
サンディエコにあるマーシー病院医療センター元臨床部長。
カリフォルニア大学サンディエゴ校准教授。
『フォーチュン』誌格付トップ500の企業・団体に、
人生における遊びの大切さについて定期的に講演している。
博士が制作した遊びに関する三部作はPBSで放送され、
アメリカ公共ラジオにも出演。
『ニューヨーク・タイムズ』誌で特集が組まれ、表紙を飾った。
米国カリフォルニア州カーメルバレー在住。
クリストファー・ヴォーン (CHRISTOPHER VAUGHAN)
20年以上に渡り、科学/医学系の本を執筆している。
共著に、ベストセラーThe Promise of Sleepがある。
■ジャンル:社会・教育
発行:2013年11月10日
原書:PLAY
タイトル:遊びスイッチ、オン!
定価:1,500 円+税( 1,575 円)
著者:スチュアート・ブラウン、クリストファー・ヴォーン
訳者:足立理英子 佐藤裕子 鈴木真理子 田中智美 深川恵 前田雅代
監訳:芳賀靖史
出版社:バベルプレス
判型:A5版
頁 : 304ページ
ISBN:978-4-89449-142-7
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