説明
★内容★
禁酒法の時代、アメリカンドリームを求めて、海を渡ったアイルランド移民の一家。その長女フランシーンが主人公です。仕事がうまくいかず、酒に溺れる父親。日々の生活に追われ余裕のない母親は、子ども、特に年長のフランシーンには辛く当たります。そんな過酷な環境の中、一つの偶然の出会いがフランシーンの運命を変えていきます。
巡り合った師、メアリー・ジョーは、フランシーンに1冊の本を手渡します。それがフランシーンが「引き寄せの法則」を実践する始まりとなるのです。師の教えの下で、フランシーンは自分が望むことを具体化させ、さらに、望む自分になるためには何をするべきかを考えるようになります。
「引き寄せの法則」について、難しいと感じたり、胡散臭いと思っている方も多いでしょう。しかし、フランシーンが夢をかなえていく過程を見ていれば、そんな疑問は吹き飛ぶはず。
何事もうまくいかない、ついていないと考えがちなあなた、夢をかなえたいあなたにお勧めです。
者について
エメカ・イウェノフ(Emeka Iwenofu):アメリカ合衆国の意欲的な若手作家で、シリーズ「奇跡三部作」の著者。『フランシーンの奇跡』はシリーズの二作目に当たる。長きにわたり米オハイオ州クリーブランドで過ごし、地元のシェイカー・ハイツ高校に通ったほか、ナイジェリアのマリスト総合アカデミーでも学ぶ。十六歳のときからクリーブランドのカイヤホガ・コミュニティ・カレッジで学ぶようになり、のちにクリーブランド州立大学に編入学、会計学で学位を取得。
パリジェン聖絵:翻訳家。英文学および言語学の分野で学士を取得後、バベル翻訳専門職大学院で翻訳修士を取得。訳書に『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365 人物編』(文響社)、『ひと箱のマッチ』(近代文藝社)、『列車と愛の物語』(近代文藝社)、『メサ・ヴェルデのひみつ』(六輝社)などがある。
石井あつこ:千葉大学教育学部卒業。「ことばはこどもの未来をつくる」をスローガンに物語を題材として英語教育を展開するラボ・パーティのテューター。二〇一七年、ラボ卒業生である演出家の三輪えり花氏が運営するシアター翻訳・通訳セミナーを修了、ホッチナー作『ドロシーとオズの魔法使い』を翻訳発表。本書は初めての出版作品である。これからも、明るい未来をつくるために良書を翻訳し世に出していきたい。
石井ふみ:バベル翻訳専門職大学院在籍、文芸翻訳専攻。『フランシーンの奇跡』を翻訳しているあいだに「バイリンガル絵本よみきかせの会」を実現化させることに成功し、引き寄せの法則を実体験している。座右の銘は、「未来を決めるから、今がある」。ほかにもバベルプレスから共訳出版した絵本『ぼくはサンタ』がある。
佐藤裕子:熊本外語専門学校英語科卒業。アメリカ語学留学、アイルランドでスクールインターンシップ、ロシアで日本語講師を経験。現在有料老人ホームで介護福祉士、こども英語教室運営・講師を務める。この本を通じ、フランシーンの精神を受け継ぐかたがたくさん誕生することを心待ちにしている。
仙波聖子:愛媛大学法文学部卒業。英会話学校で二〇年間のスクールディレクター兼講師の経験を経て独立。現在も現役の英語講師として活動中。その間も豪への留学や北米、英、仏の人々との交流をとおし各国、異文化への見識を深める。少しでも多くのかたが本書で「引き寄せ」を疑似体験し、目標実現に役立ててくれればと願っている。
発売日 : 2019/9/14
言語 : 日本語
ペーパーバック : 242ページ
ISBN-10 : 4894495554
ISBN-13 : 978-4894495555
寸法 : 14.8 x 1.4 x 21 cm
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