説明
★内容★
本書はエドワード・イートンの『ローシーの扉』(“Rosi’s Door”)三部作の第一部です。母親とは赤ん坊の頃に死に別れ、父親が飛行機事故で生死不明となったローシーは、リチャード伯父のもとに身を寄せることになりますが、伯父の住む城は怪しく、不思議な場所でした。扉はローシーが城内を自由に探索することを拒み、たくさんの仕事をこなしているはずの使用人の姿を見かけることもなく、鐘やチャイムの音はするのに時計が一つも見当たりません。ローシー自身の時計もそこでは正しい時を刻めないのです。そして物語が進むにつれ、「あの人を返して」とローシーにまとわりつく不気味な黒い霧や、折に触れて彼女を助けてくれる黒い服の少女、自称「超常現象ライター」など、謎めいた人物が次々にあらわれます。ローシーは友人たちの力を借りて、彼らの正体を突き止め、同時に自分の持つ不思議な力を知るのでした。怪しく不思議なお城に、謎めいた町、主人公にしか見えない人物など、魅力的なファクターが次々と現れて、読者の心をつかむこと間違いなしの作品です。しかも物語はファンタジーに終わらず、「時」という壮大なテーマへと発展していきますので、かなり読みごたえのある作品であると言えるでしょう。
★書誌情報★
出版社 : バベルプレス (2015/5/31)
発売日 : 2015/5/31
言語 : 日本語
ペーパーバック : 190ページ
ISBN-10 : 4894495201
ISBN-13 : 978-4894495203
寸法 : 14.81 x 1.22 x 21.01 cm
発売日 : 2015/5/31
言語 : 日本語
ペーパーバック : 190ページ
ISBN-10 : 4894495201
ISBN-13 : 978-4894495203
寸法 : 14.81 x 1.22 x 21.01 cm
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