説明
★内容★
シリーズ第1作『聖なるスカラベの秘密』の主人公、アダムといとこのジャスティンの冒険はまだまだ続く。失われた古代の7つのパワーストーンの、2つ目の手がかりを追い求める2人。最近になってある考古学者が発掘した、アーサー王の剣「エクスカリバー」の柄に埋め込まれている石がどうやら、パワーストーンであるらしい。 スコットランドの古城を探索する2人の後を追い、前作でも2人を苦しめたハーリド博士が現れる。しかも、誰も知らない脅威が2人にも迫っていた。パワーストーン発見に必要だといわれる惑星直列の瞬間まで、時間が押し迫る! ジャスティンとアダムは2つ目のパワーストーンを無事に見つけることができるのか? ジャスティンとアダムは、ほかにも秘宝を探し当てる。≪いにしえの巻物≫や、7つのパワーストーンの重大なカギを握る不思議な文書を手に入れ、冒険を続けるうち、2人はエジプトでの体験とは比べものにならないくらいのいろいろな発見をし、そしてさまざまな危険にもさらされる。そして、イサベルおばさんがなぜか一緒に連れて行くようにと送り出したキムという謎の少女は、彼らが困ったときには必ず名案を考えつき、彼らに悔しい思いをさせるのだった。 アーサー王の物語のファンのために今回は、アーサー王とはどんな人だったのか、当時戦争はどのようにして戦われたのか、等々の詳細な情報を巻末に付属した。
★著者★
フィオナ・イングラム
フィオナ・イングラムが物語を書く才能を最初に表したのは10歳のときである。そのきっかけは、3人の弟たちや友達に連載物語を読み聞かせて楽しませたことにある。その物語とは、子どもたちが危険でスリルのある冒険に出るが、勇気と工夫で乗り切るという話であった。お化け屋敷や、吸血鬼や、ひつぎから現れ出る骸骨などが人気で、数ある役の中でもお気に入りのキャラクターであった。 フィオナ・イングラムはジャーナリストとして仕事をしてきたが、児童書『聖なるスカラベの秘密』を書いたことは作家デビューへの思いがけない一歩となった。物語はエジプトへ旅行した経験にヒントを得たものである。『聖なるスカラベの秘密』は逸話的な短編物語として2人の甥(当時10歳と12歳)のために作ったものであった。甥たちはエジプト旅行にも一緒に行っていた。そしてこの短編小説が児童書に発展し、冒険物シリーズ「ストーン・クロニクルズ」の第1冊目となった。当時、フィオナはすでにシリーズ次作品の『エクスカリバーの石を探して』の執筆を始めており、このシリーズは若い世代のアーサー王物語のファンにとって大いなる楽しみとなる。フィオナ・イングラムには自分の子どもはいないが、現在10代である里子を養子に引き取り育てている。恵まれない生い立ちのその里子も、今では楽しく読書する喜びを見出しているという。
発売日 : 2017/5/29
言語 : 日本語
ペーパーバック : 270ページ
ISBN-10 : 4894495384
ISBN-13 : 978-4894495388
寸法 : 14.81 x 1.73 x 21.01 cm
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