説明
★内容★
死後40年以上たった今も、本国の世論調査では高い人気を誇る、第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディ。本書は、彼の足跡をたどりながら、自らどのようにリーダーシップを作り上げていったのかについて書かれている。
「裕福な家庭に育ち、何不自由なく育てられたお坊ちゃん」のイメージが強いケネディだが、大統領になるためには相当不利な点を抱えながらも、人並みはずれた隠れた努力によって、マイナスの点をプラスに変えて大統領の座をつかんだ。
在任期間がわずか3年にも満たない彼が、いかに傑出した大統領になれたのか、そのヒントがわかる。リーダーシップとは、最初から備わっていなくても努力して身につけることができるということを、ケネディが、身を持って示している。
この本を読めば、ケネディの生き方から真のリーダーに必要な教訓を学ぶことができるでしょう。政治やビジネスの分野でリーダーを目指す方への手引書としてのみならず、リーダーを目指さない方にも、1960年代東西冷戦、キューバ危機、国内の公民権運動などを背景とした具体的なケネディの行動と彼の知られざる側面を描いた研究書として、ケネディファンにも魅力的な一冊です。
★著者★
ジョン・A・バーンズ(John A. Barnes)
作家、ジャーナリスト、テレビのコメンテーターとして活躍して20年になる。彼のコラムおよび寄稿文は『ボストン・ヘラルド』紙、『デトロイト・ニュース』紙、『ニューヨーク・ポスト』紙に掲載されている。また、彼は『ユリシーズ・S・グラントのリーダーシップ』”Ulyses S. Grant on Leadership”の著者である。現在、ニューヨーク市に在住。
★訳者★
比護 富幸 (ひご とみゆき)
1994年、バベル翻訳・外語学院(現バベル・ユニバーシティ)の通信教育で翻訳の勉強を始める。1997年、バベル翻訳・外語学院名古屋校に通学してノンフィクションの翻訳を学ぶ。その後、バベル古典新訳、デューイ著『経験と教育』のプロジェクトに参加。マイケル・P・ギグリエリ著『男はなぜ暴力をふるうのか』(朝日新聞社)の翻訳にも協力した。
読者層:ビジネスパーソン、歴史・経済に興味のある学生、ケネディのファン
原書:JONN F. KENNEDY on Loadershlp
タイトル:『ケネディからの贈り物』~若きリーダーたちへ~
著者:ジョン・A・バーンズ(John A. Barnes)
訳者:比護 富幸 (ひご とみゆき)
ISBN:978-4-89449-118-2
出版社:バベルプレス
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