イヴ・グリーン

説明

★内容★

「イヴ・グリーン」は、２００４年、ウィットブレッド処女長編小説賞を獲得。単に世間にその名を広めた小説というカテゴリーを出て、詩の域にまで近づいた啓発的な作品として審査員の全員一致で決まったので、男女を問わずあらゆる読者に受け入れられるだろう、と評されました。

さらに２００５年には、イギリス文学界への登竜門であるベティトラスク賞も受賞しています。母の死により転機を迎えた少女の姿、生き様、想いが生き生きと描かれています。自分の家族の暗い秘密を知ってしまった主人公が２９歳をむかえ、子どもの誕生を心待ちにしつつ、自分のついた嘘、怒り、無鉄砲だった自分が果たした役割を追っています。

★著者★

スーザン・フレッチャー

スーザン・フレッチャーは１９７９年、バーミンガムで生まれ、ウェストミッドランズのソリハルで育ちました。英語文学士としてヨーク大学を卒業した後、バックパックを背負って、オーストラリアとニュージーランドを一年ほど旅します。イギリスに戻ると、イーストアングリア大学に進み、同大学の名高い創作課程を学んで、大学院の修士課程を卒業しました。「イヴ・グリーン」は、２００４年、ウィットブレッド処女長編小説賞を獲得。

単に世間にその名を広めた小説というカテゴリーを出て、詩の域にまで近づいた啓発的な作品であり、審査員の全員一致で決まったので、男女を問わずあらゆる読者に受け入れられるだろう、と評されました。さらに２００５年には、イギリス文学界への登竜門であるベティトラスク賞も受賞しています。