説明
★内容★
こんなわたし、だいっきらい!
本当の自分とは?自問自答する少女リンの心の旅が、今、始まる!
ケル王国の深い森を舞台に繰り広げられる、愛と友情のファンタジー
ベイヤーン奥深くの森で育ったリンは、ある秘密を抱えていました。
幼い頃から自分自身を信じられず、誰に対しても本心を隠して接してきましたが、
そんな自分への違和感は募るばかり。
あるとき、故郷へ一時帰省していたすぐ上の兄ラゾの誘いもあり、
リンは新しい人生を見つけるため、森を離れラゾと共に宮殿へ行くことに。
仕事にも慣れた頃、
ケル王国との国境付近でベイヤーン王国を脅かす謎めいた事件が起こります。
そこで、不思議な力を持つ【炎の3人娘】――ベイヤーン王妃イシィ、イシィの友人エナ、ティラ大使のダーシャ――は、謎を突き止めるべくケル王国へと向かいます。「みんなのように強くなりたい。自分を変えたい」と、3人娘にあこがれを抱くリンは、いてもたってもいられず一行に加わります。
苦難の旅の果てに4人を待ち受けているのは、
彼らを殺そうと企む人物だったのですが……。
果たして、4人は無事に生きて帰れるのでしょうか?
そのとき、3人娘のパートナーである、ゲリック王、フィン、ラゾは?
そしてリンは自分への心のかせをはずすことができるのでしょうか?
★著者★
シャノン・ヘイル
アメリカ出身の作家。2003年に “The Goose Girl” でデビューし、つづく“Enna Burning”(2004年)、“River Secrets”(2006年)で、ファンタジー分野での人気を不動のものにした。
2005年に出版された“Princess Academy”は、2006年のニューベリー賞オナーブックに選出され、『ニューヨーク・タイムズ』紙のベストセラーリストにもランクインを果たす。
ヤングアダルト向けの作品だけではなく、大人向けの作品も執筆しており、なかでも2007年発表の恋愛コメディ“Austenland”は映画化され、2013年サンダンス映画祭で初上演された。そのほかの作品に、“Book of a Thousand Days”(2007年)、ベイヤーン国シリーズ第4の“Forest Born”(2009年)、夫のディーン(Dean Hale)と共同で作ったグラフィックノベル“Rapunzel’s Revenge”(2008年)や“Calamity Jack”(2010年)などがある。現在、ソルトレイクシティー近郊で家族と共に暮らしている。
タイトル:リン~森の娘~樹と心をかよわせる少女の物語
定価:1,600 円+税
著者:シャノン・ヘイル
訳者:石黒美央 河野志保 菅野朋子 首藤真紀 友井明子 星晶子
監訳:中原尚美
出版社:バベルプレス
判型:A5
頁 :416 ページ
ISBN:978-4-89449-147-2
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