説明
★内容★
本書は、アメリカで30年にわたり料理業界に携わってきたシェフ、アンソニー・ボーデインが自らの体験をもとに書いたノンフィクションです。前作『キッチン・コンフィデンシャル』(新潮社)に続き、今回は料理業界の裏話はもちろん、テレビ番組で世界中を飛び回って取材したときの体験談が、歯に衣着せぬ物言いで赤裸々につづられています。
セレブ・シェフブームに警鐘をならしたり、ファスト・フードチェーン店のあり方に一石を投じたり、料理界の未来を危惧したり、一見すると料理とは関係ないような「犯罪」や「音楽」についても彼独自の視点から、時にシリアスで時にユーモラス、
時に男性フェロモン全開の表現で描かれています。
また、本書では、小説家としての顔も持つボーデインも垣間見られます。「“フード・ポルノ”に挑戦し、うまく書けたと思う」と本人も自信のエッセイ『あるがままの純粋な贅沢』や、ロマンティックな短編小説『シェフのクリスマス』など、内容が盛りだくさん!
単なるフードエッセイとは一線を課した、存在感ある読み物です。
★著者★
アンソニー・ボーデイン(ANTHONY BOURDAIN)
料理業界で30年のキャリアを持つベテランシェフ。TVシリーズ『No Reservations』の司会を務めるかたわら、マンハッタンの<Les Halles>で総料理長を務める。
また、作家としての顔も持ち、今までに7冊の本を出版している。主な作品に『Kitchen Confidential』、『A Cook’s Tour』などがある。ニューヨーク・シティ在住。
読者層:アンソニー・ボーデンのファンはもちろんのこと、
料理界の裏話や世界の食の真実に興味のある人におすすめ。
定価:1,700円+税(1,785円)
著者:アンソニー・ボーデイン
訳者:AYAKO、近藤るみ子
スミス真里、ハクセヴェルひろ子
監訳 :西宮久雄
出版社:バベルプレス
判型:A5版
頁 :412ページ
ISBN:978-4-89449-119-9
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