説明
★内容★
アーサー王伝説に登場するシャロットの姫は、不思議な予知の能力を持つ清らかな美しい姫です。
呪いをかけられたために外の世界を見ることもできず、ひとり塔にこもり、鏡に映し出される現実の世界を次々にタペストリーに織り上げています。
★著者★
初代テニスン男爵アルフレッド・テニスンはヴィクトリア朝時代のイギリス詩人です。
★長井さんからのおすすめ★
ヴィクトリア朝の桂冠詩人アルフレッド・テニスンの代表作の一つ「シャロットの姫」に、カナダの女流画家G.コテが絵を付けて本書が誕生した。
清く美しい悲劇の姫の物語は、5~6世紀のブリテンで形成された「アーサー王と円卓の騎士」伝説の一環を成し、多くの芸術家にインスピレーションを与えてきた。
コテの斬新な解釈は詩に新しい息吹を吹き込み、現代に生きる私たちに、示唆に富んだ貴重なメッセージを伝えてくれるだろう。
★書誌情報★
原書:It’s Hard to Be Five
原書:THE LADY OF SHALOTT
タイトル:シャロットの姫
著者:アルフレッド・テニスン
絵:ジュヌヴエーヴ・コテ
訳者:長井芳子
ISBN:978-4-89449-088-8
レビュー
レビューはまだありません。