説明
★内容★
演奏会が近いというのに、作曲のアイディアが浮かんでこなくて、モーツァルトは困っていました。そんな時、ペットのムクドリのさえずりで、メロディが浮かんできたのですが、ムクドリが窓から逃げ出してしまって、モーツァルトは追いかけてウィーンの街へと飛び出します。
街の中、でもメロディを見つけつつ、ムクドリを探すモーツァルト。迷子のムクドリとは再会できるのでしょうか?実際にモーツァルトのペットのムクドリがメロディを歌えたという話からこのお話が生まれました。
★著者★
ステファン・コスタンザ
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ピアノと作曲を学び、プロの演奏家としても活動していました。その後、イラストレーターとして活躍し、2000年にはボローニャ国際絵本原画展に入選しています。この《モーツァルトとビムスさんのコンチェルト》は、コスタンザが初めてお話と絵の両方を手がけた作品です。モーツァルトと絵が大好きな彼だからこそ、生みだせた作品でしょう。
★訳者★
杉原庸子(すぎはらようこ)
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東京学芸大学教育学部芸術課程音楽専攻ピアノ選修卒業。東京コンセルヴァトアール尚美(現・東京ミュージック&メディアアーツ尚美)ディプロマ・コース修了。
東京ミュージック&メディアアーツ尚美 音楽研究室員を経て、現在、同校伴奏助手及び埼玉新演奏家連盟会員、草加市演奏家協会会員。歌曲・オペラの伴奏や、ソロ・器楽伴奏等で活動中。
★杉原さんからのおすすめ★
モーツァルトときくと、天才作曲家としての顔や音楽は知っていても、近くて遠い存在のような感じかもしれません。でも、本当はモーツァルトは私たちと同じ。笑ったり悩んだり、友達や自分の周りの人や街を愛していて・・・この絵本はそんな彼を身近に感じさせてくれます。
また、音がなくても、柔らかな絵が音楽を目からも想像させてくれます。この絵本が、モーツァルトやクラシック音楽に親しむきっかけになってくれるのではないでしょうか。
タイトル:モーツァルトとビムスさんのコンチェルト
著者:スタファン・コスタンザ
訳者:杉原庸子
ISBN:9784894490802
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